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大豆田とわ子と三人の元夫 第8話

人を好きな気持ちは溢れてしまうのだ。今回は突飛な展開はなく細かい仕草や感情を描くことを描くことに注力しているように思えた。

【小鳥遊】

とわ子は世界が広がったようになり普段は気付かないことにも何故か気がつく。鏡で自分を確認する回数が増える。そう、とわ子は恋をしているのだ。

小鳥遊は、ビジネスとプライベートの線をはっきり引く。その対比をさせることによってなんとも掴みどころが無い登場人物に昇華している。しかし、プライベートではとわ子の心をしっかりと包み込む。

網戸が外れたのを取り付けてること。それはとわ子ができないことだ。そして、そのできないことを埋めてくれる人が特別な存在になる。

ひとりでも生きることができるけど、ひとりで生きるのがめんどくさい。それが今のとわ子の本音だ。

【かごめ】

社長の仮面を被ったとわ子は周りから「辞めてもいい」「辞めたほうがいいんじゃないんですか?」と言われる。とわ子自身も建築士の仕事をしてる時が楽しいし、幸せになれると自覚している。社長の仕事をしているときはしかめっ面だ。普通の展開ならば、これだけの材料が集まればここで逃げ出すが、とわ子は逃げ出さない。何故なら、亡くなったかごめの存在はとわ子の中にまだ残っている。とわ子が社長を辞めないのはかごめの言葉が残っているからだ。社長はとわ子のやるべき仕事だと思っている。

小鳥遊「どこまで人から預かった荷物を背負い続けるつもりですか?」

荷物とはかごめの言葉だ。これがこれから先におけるテーマになることは間違いないだろう。

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