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本を読むこと

 ぼくにとってのウェルビーイングは本を読むことですね。子どもの頃、国語の先生が言っていたんです。「本は心の栄養です」と。子どもながらに感銘を受けたのを覚えています。
 
 本がぼくの心の栄養になっているかは確かめようはありませんが、本はぼくをいろいろな世界に連れて行ってくれるものでした。
 おそらくそうおもうようになったのは「はてしない物語」を読んだことがきっかけだったと思います。「はてしない物語」では主人公が本の世界に入り込んでしまうんですよね。初めて読んだのは中学生くらいだったと思うんですが、すっごいわくわくしたのを覚えています。冴えない男の子が「はてしない物語」という本を手に入れて読んでる内に、「はてしない物語」の中の世界にはいりこんでしまうんです。かなり分厚い本なんですが、めっちゃ一気に読んじゃうんですよね。読んでる内に自分もその世界にはいれる気がしちゃったりして。元々、本を読むことは好きでしたが、この本きっかけに本の中の世界に入っていく楽しみを覚えた気がします。だから、そっからは読書のわくわく感が増しましたね。ベッドに寝転んで本を読むことが大冒険のはじまりになるんですから。実家から送ってもらってまた読もうかな。


 

#ウェルビーイングのために

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