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2022年を「時間」の視点で振り返る①

2022年ももう年の暮れですね。4月に会社員をやめて独立してみた実感を、時間の使い方で振り返ってみました。(個人的には、時間・お金・関係の3つの視点で振り返りをしようと思っているのですが、noteでは出しやすい「時間」の観点で)

この1枚をもとに友人たちと対話してみたのですが、自分の中で発見があったので備忘のために残しておこうと思います。

以下がそのときに使った1枚です。

2022年1月当初の想定


左側が2022年1月当時の想定です。在職中でしたが、辞めた後のことを想定して時間配分を考えていました。あくまで皮算用なので、比率は感覚的なものですが、ざっくり以下のようなことを前提に組んでいます。特に、時間の配分につながるのは3つ目です。

  1. 独立2年間は家族や子どもたちとの時間を優先して仕事時間は会社員時代より減らす

  2. 収入は会社員時代よりダウン想定だが年単位で段階的にあげていきたい

  3. 法人向け・個人向け両方の仕事をしてみたい、これまでやったことのない仕事(クリエイティブ=グラフィックなど)にチャレンジしたい

ちなみに、今回は個人としての「仕事の時間の使い方」に絞っていて、家事・育児、趣味、などの、直接的にお金を生み出す活動以外は除いています。(が、個人事業主になってより強く感じるのは、家事・育児も含めてすべての活動が仕事とつながったりすることがあるのであまり分かれている感覚はありません)

時間のふりかえりに戻ります。はてさて、結果やいかに。

実際の時間

画像の右側が実際の時間の使い方です。想定通りにはならないことはわかっていましたが、それ以上に発見と喜びがありました。どんなことに気づいたのかを書き出してみます。

「本業のフリーランス化」の時間は3割強

「本業のフリーランス化」とは、会社員時代にやっていた企業の人や組織の支援のことです。今年のはじめには、仮で2割と置いていたので「そのくらいあったんだな」という確認にとどまっています。ただ、その後の個人の仕事のチャレンジの割合をみると自分の特性とともに気づきがありました。

「人や場の変容に関わる仕事」は10%程度と意外と少ない

この時間が少ないことは予想外でした。ただ、先ほどの「本業のフリーランス化」は主に法人向けではあるものの、個人向けのコーチングや対話の活動である「人や場の変容に関わる仕事」も契約の主体がちがうだけで仕事の性質は近しい。そう考えると、45%が人や場の変容に関わるともいえるので「それだけの量をやっていたら個人向けも10%程度になるよね」と納得しました。
「いろんなことをやりたい」という自分の性質もあったと思うのでその意味でもバランスとして悪くないかなという印象です。

「クリエイティブ≒グラフィック」は15%と健闘した感じ

個人的に、未経験領域ながら開拓したいと思っていたこのテーマに全体の15%を割けたことは大健闘でした。個人・法人ともにたくさんの人の歴史や現在、構想をきいて見える化することは純粋に楽しく、満たされる経験でした。自分もよくがんばったし、つながってくださった方に本当に感謝が湧いてきています。ふりかえりの途中ですが御礼申し上げます。

40%のマネジメント?サーフィンって?

はい、ついにきました。なぞの項目なのに40%の時間を割いているこれです。割いているというか、使い道がわからない使途不明時間に近いです(笑)。

一つひとつ洗い出してみると、企業勤めをしていたときの感覚では「事務作業」「その他」に分類されるものが多い感覚で、そう考えると無駄な時間なんじゃない???と不安になってきました。 

一方で、その内訳を丁寧に思い出してみると「いや実はこの1年で大切な時間が詰まっているのではないか」と思い始めました。これが今回時間をふりかえって一番の収穫だったと思います。

②につづく

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