「間違い探し」で学ぶ数と式
今回は数学Iの「数と式」での授業例を紹介します。単元を終えた後,定期試験へ向けた勉強として実践しました。
まず,「間違い探し」で学ぶことについて説明します。例えば,小テストや定期試験を実施すると,生徒が間違えやすい問題や似たような間違い方をしていることがありませんか?
この点に注目し,よくある間違いとその原因を考察する授業を作成しました。客観的に捉えることで理解を深めることが期待されます。
巷で話題にもなる問題集,正進社さんのOKRAにもさらに深める「直し」問題として採用されています。
実際に作成した問題は以下のファイルです。
このプリントをもとにチーム学習を行います。まず,左と右のどちらの問題を解くか,クラスを半分に分けます。その後,時間を取ってそれぞれ問題を解きます。
解いた後は,自分が解いた問題を解いていない人に教え合います。文字だけでなく,言語化もすることを目的としています。
チーム学習を行うため,偶数個の問題が作りたかったため,ちょっと問題内容が苦しいものもありますが,おおむね必要な内容は含められたかと思います。
もしよろしければご自由にご使用ください。フィードバックをいただけると幸いです。改善していきたいと思います。
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