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私の楽典(音楽理論)勉強法

ヴァイオリンを習っていたら、いつの間にか楽典の勉強をすることになり、もう何年もチンタラ勉強しています。

誰かの参考になればと私の勉強法を紹介しようと思います。

ドリルの問題を解きながら楽典で独学する

忙しい方のために、必要なものと方法を先に書いておきます。

必要なものは2つ、ドリルと楽典。やり方は見出しの通り。

ドリルの問題を解くため、楽典を開いて該当箇所を見つけ、読んで考えます。そして解きます。それを繰り返します。それだけです。
楽典は読んでいても楽しくはないので、最初に一通り読むなどはしませんでした。

以下は私が使っているものです。

最初に「学生のためのやさしい音楽理論」の楽典を買いました。この本は薄いし、端的にわかりやすく書いてあるため、ストレスをあまり感じません。今でもまずは最初にこっちを見ます。

でも、やはり薄いと書いていないことも多く、「学生のためのやさしい音楽理論」に書いていないことを調べるために、定番の「理論と実習」を買いました。

以上の方法で勉強していたら、できなかった調判定ができるようになったり、音楽のことを考えるときに学んだ知識が多少役立つようになりました。

先生に教えてもらっても頭に入らなかった

最初はレッスンの時間を5〜15分使って、先生が教えてくれていたのですが、これは私には効果がありませんでした。

もともと授業を聞いていられないタイプの人間なのもありますが、頭に入らなかったのには以下の理由があったからだと思います。

・必要性を感じない
・学んだことが何に役立つのかがわからない

先生に聞くところによると、楽典は音楽高校、音楽大学に進学する際は受験で必要になるそうです。でも私は大人だし、今後そういった学校に行くつもりもありません。

ヴァイオリンのレッスンをしていて、先生に「これは何調?」「この音とこの音の音程は何度?」と聞かれても、「それがわかってなければ弾けないわけじゃないんだから、その知識なくてもよくね?」といつも思っていました。これに関しては、正直今でもまだ思っています。

そんな感じだったので、先生に教えてもらっても覚える気になれず、全然覚えられませんでした。教えてもらったことの内容も理解はしていなかったと思います。

理論を学ぶことで何ができるのか、ヴァイオリンの演奏にどう役立つのか、〇〇の知識は□□に必要だ、など、そういったことが予めわかっていたら、ちょっとは違っていたのかもしれません。
※余談ですが、この経験から、誰かに当人が必要と感じていないことを学ばせたいなら、その勉強の意味と相手にとってのメリットを伝えなければならないと思いました。

ドリルの宿題を解くために楽典で学ぶ

先生は一通り教えたと思ったのか、宿題として楽典ドリルをすることになりました。(しかしその当時の私は理解していないし、覚えてもいなかった)

教えてもらったことが全然頭に入っていない私は、このドリルの問題を解くために、楽典を開いて該当箇所を見つけ、考えなければなりませんでした。

ドリルの宿題が出たことにより、「問題を解く」「宿題を出す」という勉強の目的が生まれました。ヴァイオリンに直結はしなくても、目的が生まれたことで勉強の必要性が生じたのだと思います。

そしてドリルには似たような問題が何度も何度も出てくるため、回数をこなすことで自然と覚えていきました。

最初はこの宿題を終わらせるのが本当に大変でした。かなりエネルギーを使いました。そして、一所懸命終わらせても、回答が間違っていて・・・。今でも宿題をするときはそこそこ時間を要するので気合いがいるのですが、今ではあまり間違えなくなりました。達成感があります。


興味が湧かないことの勉強は「問題を解く」からするのが1番です!音楽理論自体に興味がある人は、楽典を最初から読む、YouTubeなどの解説動画を観まくるなどをすればいいと思います。

参考になれば幸いです!

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