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そうだ、本を読もう 【あっきー編】

こんにちはあっきーです!

今回は僕のオススメの本を紹介していきますね。

入院中や自宅療養中、学業や将来に対する漠然とした不安や焦りが常にありました。今回紹介するのは、そんなときに読んで少し気持ちが軽くなった本や新しい発見があった本です。僕は抗がん剤治療中、長い文章を読む気に全くならなかったので、一つの話が短く負担なく読める本をご紹介します。


【世界音痴】穂村弘著

エッセイ集。なんとなく世界に馴染めない。生きるのがうまくない。そんな著者の視点から見える世界は、なんだか笑えて、自分と重なって、少し力んで生きている自分に気付かせてくれます。
今までの自分とは違うかもしれないけれど、生きるのがへたくそかもしれないけど、それも良いんじゃない?


【カンガルー日和】村上春樹著

短い小説のようなものを集めた本。”のようなもの”と本人があとがきでそう表現しているのです。村上春樹感を短めに感じたいときに読んでください。23編入っているのでゆっくり楽しめると思います。レビューと言っても何を書けばいいんだろう。やれやれ。僕はスパゲティーを作ってビールを飲んで、100パーセントの女の子とキスをした。


【すみれの花の砂糖づけ】江國香織著

子どもと大人。女と男。子どもで大人。あなたでわたし。って感じです。詩集をひとまとめに解説することはナンセンスなので読んでみてください。と言って終わらせるのも乱暴なので、一つだけピックアップすると、「父に」という詩は大きな病気を経験した方もそうでない方も読む価値のある文章だと思います。白い四角いとうふみたいな場所で、、、


詩やエッセイのような作品のエッセンスの多くは読み手の中にある気がします。これらの本を読むと、実は心の中にあるけれど、日常に埋もれてしまっているものを再発見できる気がします。

リモートおしゃべり会やTwitterでも何かオススメの本やエッセイがあったら教えてください!

次回は最終回ゆみさんのオススメの本です!お楽しみに~

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