仕事の引き継ぎ【職業講話】
2023年3月末で2009年から勤めていた現職を離職することにしました。
ここでは、仕事の引き継ぎについて書いていきます。
職業講話とは・・・
内部的な呼び方ではありますが、職業知識や職業観の醸成を目的として集団(多くは学生)に向けて話すことです。
職場の中での私は学校連携担当といういわば営業職ですので、内定状況調査などで伺った際は、講話の需要はありませんか?と、呼んでいただければどこへでも参ります。というスタンスで御用聞きをしていました笑
そうしているうちに依頼が増えました
私は職業講話が大好きで、いくらでも企画するし、いくらでもしゃべります。
なので、
テーマについても依頼先の先生たちのニーズを聞き取り、先生たちが感じている自分のところの学生さんの課題に合う内容を提案して、需給調整機関的に、時代や世の中の情勢についても盛り込み、しかも学生さんがやる気になるような構成で組み立てています。
引き継ぐためにはそれがネックでした
離職することを決める以前から、他の同僚たちが講話をできるようにしろという上司からのミッションはあり、何年も何度も教えることを続けてきました・・・が、なかなかね・・・同僚たちも「教えてくれるなら勉強したい」と言って寄ってくるけど、結局できるようにならないということが続いていました。
問題は、「前田さんみたいにどんどん考えられない。」という点でした。
ネタを持っていないわけです。いや、だってさ、ネタは「自分」の中じゃん。
例えば、「面接での答え方のポイント」について話すなら、普段自分がやっている窓口での職業相談でのやり取りで得たことから話していけるんだよ。
それは、もちろん、個人情報を明かすわけではなく、〇〇な職業の面接では●●な質問が多い傾向があるとかです。そのぐらいたくさんの窓口相談やってるでしょ?
長年それでジリジリしていましたが
今回、それを打破してくれる様子の若い後輩たちが育ってきました。
その人たちは、「話す」ということについては素晴らしいのですが、コンテンツを作れないというタイプと、コンテンツや資料の作成の方が好きというタイプがいるので、それぞれの得意を組み合わせてチームでやっていってくれそうです。
毎年依頼してくれる先があるので
その後輩たちの心配は「依頼先は『前田さん』に講話してもらいたいんじゃないでしょうか?」というものでした。
が、きっとそんなことは全くなくて、依頼先の担当者が聞きたい話をしてあげればいいのだから、今年話しているネタや資料を残しておくことにしました。
台本として文字にするのがとても苦手なので、音声を録り、それを後輩が文字起こしして、台本を作り、他の人でもできるようにストックしていくことにしました。
そのために、マイクを買ってみましたら、これがまたとってもいいのです😊
録音したものを後で自分でも聞きます。
公的機関の人間として違う話をしていないか、わかりやすい話になっているか、伝えたいことは伝わっていそうな表現か・・・
聞いていると、あ、次はこう説明しようなんても思いつきます。
10〜12月は職業講話のピークです。
いろいろなテーマの話を残せるので、準備を抜かりなく行っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?