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【書評】『道元「禅」の言葉』 飄々と生きる

 皆さん、こんにちは。えむ@非常勤講師&大学受験アドバイザーです。

 本日は土曜日、書評の日です。今回は、知的生きかた文庫 境野勝悟著『道元「禅」の言葉』を取り上げたいと思います。

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 近年、「禅」は非常に注目されていますよね。故スティーブ・ジョブズが深く傾倒していたとか、有名企業が社員教育に取り入れているとか、とにかく国内だけでなく海外においても高く評価されています。

 高度に複雑化した現代社会に生きる私たち。次々と発生する悩み苦しみに、禅的な思考・作法はなんらかの解決をもたらし、心の平穏を生み出してくれると言われます。

 私個人はなんらかの特定の宗教を信仰しているというわけではないのですが、この禅的な思想にはとても関心があり、一般向けの入門書は何冊か持っています。

 その中でも本書は、鎌倉時代に曹洞宗を開山した道元の言葉(『正法眼蔵』)100個を取り上げ、を分かりやすく解説したものです。

 一般的によく知られている、「一期一会」「日々是好日」、「脚下照顧」、「知足」等など以外の様々な禅語について、筆者は具体例を挙げながら丁寧に説明しています。非常に読みやすいので、禅的な考え方に関心のある方にはオススメです☆

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