薬を飲めなくなった時...
もしあなたが病気だったとする
薬が飲みたくないとする
そんな時は想像してみてほしい。
もし
来月最愛の人との結婚式があったら・・・
押しの人との食事会があったとしたら・・・
ずっと行きたかった旅行先にいけるとしたら・・・
薬を飲む、治療を受ける選択肢を考えるのではないか?
私が間違ってしまったのは、この【目的】と【手段】だった。
病気になる前の私は、東洋医学の事を勉強していたからか
実際自分自身が病気の症状が出始めた時に病院に行く事、そして薬を飲むことにすごく抵抗感を感じてしまって拒否してしまった時期があった。
だけど、そもそも東洋医学と西洋医学は目的が違う。
東洋医学は、
病気にならない、酷くしない為の身体作りが目的で軽い状態の時に本来の状態に戻す力というイメージがいいと思う。
西洋医学は、
自分では制御不能になった病気になってしまった人への対処が目的で
そうなってしまった私には、医療という力で症状を抑えもらいながら自分自身の心身を整えて本来の身体の状態に戻して行くことが大切だった
まだまだ勉強中で偏った考え方をしていた未熟な私は2つの役割を分けて考えることができなかった。
確かに、東洋医学で大切とされている自己治癒力で何年もかければ自分の力で身体は治ったかもしれない。
だけど、20代の最後のすごく楽しい時期を自分の理想とする形では楽しめ無かった。
人とは会えず、好きなものも食べれず、最後はほどんどベットで寝たきりの状態だった。
これ以上大切な時間を無駄にしたくないという、楽しみたいという【目的=理由】ができたから、その為の【手段=薬を飲む】事を選べるようになった。
勿論今でも、
東洋医学をメインとして食事・睡眠・運動等身体の身体の内側からのケアを意識した行動をしている。
実際、身体の状態は改善方向に向かっていて飲む薬の量も減っているし、ここ数年のウイルスにかかった時も半日で熱が下がるなど持病以外の身体はすこぶる健康である。
読んでいる人からするとごく当たり前の事かもしれない。
だけど、時に人は自分と向き合おうとするからこそ客観的に見えなくなる時がある。
もし同じ様に悩んでいる人がいたら、
もう一度治療とは?
治ったら何がしたいのか?
その為に自分に必要なことは?
立ち戻ってみるのもいいかもしれない(*^^*)
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