0417-0423




0417

 とても久しぶりの友達に会った。ひとりで飲み歩いていた頃によく遊びに行っていたお店でバイトをしていた彼女とは、顔なじみになって、プライベートでも関わるようになった。彼女が妊婦さんになったこともあって、2年くらい前に飲みに行ったっきりで、会えていなかった。相変わらずの、ふんわりと柔らかい雰囲気の彼女に安心した。彼女の子は場所見知りと、人見知りが激しくなってきてと、不安がって外に連れ出したようだったけど、終始にこにことわたしにも微笑みかけてくれた。出産大変だったから、早く結婚して子ども産んだ方がいいよと言われた(笑)頑張ります。


0418

 今週末に控えた、5か月ぶりの大切さんとの予定に、そわそわし始めている。お洋服は、ネットでお気に入り登録していたものを一気に購入した。お天気は、晴れとはいかないようだが、雨ではない模様。飛行機乗り継いで会いに行っていたから、飛行機一本んいなったことにも距離が近くなったことを感じるけれど、天候は相変わらずかけ離れているから、洋服ほんとに悩んじゃうよね。でも、こっちでは、春服にした途端に夏がやってきたりするものだから、いつもより春服を楽しむ機会が増えてよかったと思っている。洋服だ届くまでに、身長は伸びなかったけれど、とにかくかわいいのを買ったので、ちゃんとかわいいと言ってもらって帰ってくる。頼んだよ、大切さん。


0419

 帰ってきて、週末のお出かけに向けて準備を始めた。毎回使うものは大切さんのおうちにおいてもいいから、向こうで調達しようと思う。きょうもずっとそわそわ。


0420

 あしたからの旅行を知っている先輩たち、「今日が終わったら旅行だね」とか、「心ここにあらずでしょ。仕事なんてしてる場合じゃないよね」とか、声かけてくれてかなり良かった。もちろん、いつも以上に張り切って働いたので、前倒しで終わらせてじっと定時を待ってすぐに帰宅した。


0421

 5か月ぶりの大切さん。大切さんを待っている間、近くでは久しぶりにデートの約束を取り付けらることができて、無事に再会を果たしたというような、恋人ではない微妙な距離感の2人のやり取りを目の当たりにして、勝手にそわそわした。会えない間に、正月太りをして、その減量を経たとのことで、前に会ったときよりも少し痩せたようだった。
 職場のお得意先に連れて行ってごはんごちそうするのが夢だったと、ご飯をごちそうしてくれた。あいにく、予約が入っていてそれまでの時間であればと、隙間の時間に入らせてもらったものだから、あまりゆっくりはできなかったのだけど、お料理はどれもおいしくて本当に大満足。今度はお酒も飲みに行きたい。


0422

 外出先の候補に水族館が上がることが多いので、今回は京都水族館へ。大切さんはいろんなことに影響されやすくて、本当にかわいい。目の前で起こった感動を自宅でも味わいたくなってしまう性分らしい。今回は、将来アザラシを飼うを提案してきた。陽にさらされているアザラシたちのお腹の毛が、静かに上下しているところがかなり良かった。残念ながらイルカは、トレーニング調整中で、ショーはやっていなかったけれど、トレーニングの様子を眺めながら、シャチの凶暴性について語った。
 京都水族館は、オオサンショウウオを推しているらしく、入り口入ってすぐに本当に本当に大きなオオサンショウウオが寝そべっていてかわいかった。近くに来たカップルの女の子が、「うわっ、キモ」と言ったのを、わたしは聞き逃さなかったぞ。高校のときの生物の先生が、「キモイという言葉は、失礼な言葉です。わたしの前で、生き物に対してキモイというのは禁止です」と言ったのを思い出した。苦手なら見るな。フードコートにもいくつかの展示があって、そこではご婦人が「わたし、カエル苦手だから見ないわ」と言って去って行ったのを見て、心の中で「(そう。こうしたらいいのよ)」と思った。
 水族館へ向かう途中で、ソフトクリームを食べようねと提案したのに、立て看板にポテトとチキンのセットに加えてクラフトビールがあるのを見つけてしまって、そっちを注文してしまった。お昼からテラス席でお酒を飲むいい休日だった。
 高校の修学旅行ではバスの中から眺めただけだった、東寺にも行った。五重塔と言われているところ。夕方も近づいていて寒かったのと、時間も少し遅くなりそうだったので外から眺めておみくじ引いて東寺とはお別れ。おみくじは、末吉でした。


0423

 歩き回った疲労と、大切さんの隣で眠る安心感からか、夜中に深く眠るようで、アラームよりも早い時間に目が覚めた。まぁ、そのあとも、くっついたり離れたりしながら、心地よい陽光の中で二度寝してしまったのだけど。近くのカフェにでも行こうかということになって、お互いグーグルマップあちこちよさそうなお店を探した。そろって布団から出て、準備をして。いざマップに案内されるままに、カフェに向かったのだけど。ずっと住宅街の中を右に左に案内されて、しまいには家と家の間の狭い小路を通らされた。ごはんは大盛にして、ローストビーフ丼と、ハンバーグ。手作り感にぬくもりを感じるメニューたちでかなり良かった。
 帰りの時間が近づくにつれて寂しさも増す。「帰らないで」「帰りたくないよ」のお決まりのやり取りを繰り返しても、結局別れの時間はやってきていしまう。もう、帰りの時間なんて考えなくてもいい距離になれたらな。今回は、次に会う日程も決まっているし、またちょっと頑張ろう。



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