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0206-0212




0206

 あっという間に過ぎ去った3連休を思い返して、あしたのハードモードのことを思って、ココロが少しだけ沈む夜。最近、また少しずつ体の調子がおかしくなってきた気がしているけど、見ないようにして、いつもより少しだけ早めに布団にもぐったり、大切さんの声をたくさん聞けるようにしてみたりしている。
 実家で過ごしていると、わたしの心は置き去りのまま、勝手に話が進むことが多くて、とっても疲れてしまうんだ。わたしは県内には残っているとはいえ、高校卒業と同時に実家を離れた。妹たちも同じで、彼女たちは県内にすら残っていない。高齢になった祖父は、家がなくなることが一番残念と、言っているらしい。「妹たちに、こっちに来るように話してみたけれど、誰もうんとは言ってくれなかったから、あなたが戻ってきて家を守るしかないわね。」と、祖母。わたしの思いはどこに行ってしまうんだろう。彼女にわたしの思いを伝えても、聞く耳を持たないだろうし、わかるように伝え方をあれこれ変えても、歪んで伝わってしまうから、いつも口をつぐむしかない。
 きっと、わたしは全国を飛び回るような仕事をしている相手でも、わたしを大切にしてくれる人ができたら、実家に帰ることよりも、その人を優先するのだろう。祖母は、自分が叶えられなかったことを他者に期待しすぎているといつも思う。そんな祖父母によって、母はたくさん嫌な思いをしていただろう。早くここから連れ出してほしいと思う反面。家族のことは心配なので、すぐに帰ることのできないところに出ることになるのはとても不安で仕方ない。むつかしい。


0207

 つい最近読んだ、角田光代さんのエッセイ『わたしの容れもの』の中で、読書について書かれていた。若い頃の方が、漫画や読書がはかどるのは、情報処理能力が高くて、体力があるからというような内容のところがあって、大きくうなずいた。純文学は、どう頑張っても挫折してしまいがちで、体力の有無は関係ない気もしている。中高生の頃、純文学と呼ばれるような作品を読んでいる人のことを、どこか斜に見て”他の人と違う自分”が好きな人たちしか、手に取らないジャンルだと思っていた。中高生のいつまでも文字を追っていられたあの頃に、あれらと向き合っていればよかったと後悔するばかり。伊豆に向かう道中で、川端康成さんの『雪国』『伊豆の踊り子』にチャレンジして、やっぱり挫折した。今年こそ、川端康成さんも、太宰治さんも、夏目漱石さんも読み切れますように…。


0208

 愚痴です。自分は仕事ができると言わけではないのだけど、仕事のペースの合わない人とか、全てのことをちょっとずつ中途半端に仕事するタイプの人とか、一緒に仕事をするとほんとにびっくりするほど疲れちゃう。本人が無自覚なタイプは一番厄介だと思う。あしたもがんばります…。


0209

 きょうも、愚痴しか出てこないよぅ。でも、ちゃんと頑張って偉かった。あしたは楽しみがあるので、生きられます。


0210

 きょうは、とっても久しぶりにお友達と会った。最後に会ったのは、去年のわたしの誕生日以来かな。お目当てのカフェは訪れた時間から、一時的に閉めるとのことで断念。違うカフェに移動して、会っていなかった間のことをつらつらと話しながら、おいしいパスタグラタンを食べた。我が家には、トースターとオーブンレンジがあるけれど、久しくオーブン料理は作っていない。最近の物価の高騰、光熱費の値上がりもあって、わたし一人のために食材集めてお料理するより、出来合いのお惣菜やお弁当の方が安いのでは?と思ってしまってさらに料理をサボるようになってしまった。別に作りたくないわけではないんだ。自分ひとりのために作ることには飽きたみたいなとこある。
 ふたりでランチした後はカラオケ。最初はちゃんとカラオケするのに、気付いたらネタパートに入っていて、この歌知ってる?ってお母さんといっしょの曲とか、小さい頃に見ていたアニメから引っ張ってきてアニソンメドレーとかに切り替わるところも、めっちゃ好き。楽しかったな。少し前にママになったお友達にも会いたいねって話して、きょうは別れた。またすぐに会えますように。


0211

 朝から晩まで、かりかり、ぴりぴり、むかむか、もやもやしていた。いろんなどうにもならないことが重なって、もう、うわぁぁあああ!ってなっちゃって。いつもの何十倍も、何百倍も、口も性格も悪くなってしまっている気がして、もうだめだ。
 おうちに帰ってきて、THE FIRST TAKEとコラボした春ラベルのスーパードライを、いつ冷蔵庫に入れたかすら覚えていない、過剰に冷やされたビールグラスにそそいで、移動販売の焼き鳥をつまみに秒速で胃に収めた。焼き鳥屋さんでお酒飲みたいな。ひとりでもいいから、いますぐ行きたい。夜中に食べたくなったとき用に、冷凍庫の中には焼き鳥、おうち焼き鳥マシーンを完備したおうちになりたい。


0212

 きのうは突然やってきた眠気に負けて、気絶するように眠ったので、夜の記憶はあいまいだ。
 きょうはお休みだったので、石田衣良さんのエッセイ本の残りを読み切って、図書館へ。読書って、1回読み始めるとどんどんペースが上がっていく気がする。久しぶりに図書館に行ったときには3冊借りた。前回は4冊で、今回は5冊。期限もあるから、図書館から本を借りると使命感も重なって、絶対に読み終わる。家の本棚の中で無意味に積み上げられることがないので、安心。今回は、この作家さんの名前聞いたことある!と、このドラマ、ネトフリで一気見したやつだ!の原作本も借りてきたので、わっくわく。(Twitterで簡単に読了記録を残しているけれど、○月に読んだ本ってことで、『えまだより。』を更新したいと思う。1月分、まだ準備中です…。じきに更新します。)





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