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これは何色の糸ですか。



 わたしが目に見えないものを信じて生きていることについては、少し前の記事でも話した。感情はナマモノなので、いま思ったことはいまのうちに残さないと。


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 運命の人とは、18歳までにどこかで出逢っている。そして、その運命の人は、二人いると言われている。
 一人は別れの辛さを教えてくれて、もう一人は愛を教えてくれるらしい。その二人は、一人になることはないのだろうか。最近、ずっと考えていた。運命の赤い糸なんてものをよく耳にするけれど、それは後者の人とつながっているものだろう。前者はきっと青い糸だ。

 まだ、雪の残る2月に恋人にフラれたあの晩、わたしは一生分の涙を流したとも言えるくらいに、大声を出して泣き続けた。そうはいっても、JTのCMは何度見ても泣けるから、涙は枯れないことを体感している。体重もしっかり落ちて、その体重を維持している。人生でn回目の失恋ダイエット。どの会も辛かったが、今回は本当に辛かった。心にも、身体にも悪い。
 彼は悲しみを知るための運命の人だっただろうか。はたまた、これから先にありったけの愛を与えてくれる人になるのだろうか。

 別れ際、優しい男は悪い男。「自分のせいで傷つく人は少ない方がいい」と言って、「彼女が嫌がると思うから」と断れないのはどうしてなの。恋人がいるなら、あなたの中で一番大切な人は、親の次に恋人であれよ。結婚したなら、親より、パートナーが一番であれよ。そう思いながら、本日も自分を甘やかしおひとり様を満喫している。

 別れを告げるのも、告げられるのも本当に嫌だ。もう二度と誰とも離れ離れになりたくなんかない。わたしに永遠を与えてくれる人と一緒になりたい。最期のときも、必ずわたしのそばにいてほしい。男性の平均寿命の方が、女性より短い。わたしより先にいなくなる可能性の方が高い。絶対に私より長生きして、わたしの最期をしっかり見届けてほしい。


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 赤は愛、青は哀、橙は友情、黄は憧れ、緑は尊敬。こんな風に、わたしの中では色にイメージがついている。わたしとあなたの間の糸は何色かな。

 わたしの運命の赤い糸はどこに繋がっていますか。目に見えたらいいのに。今すぐたどって逢いに行くのに、運命の人。前世から何もかも記憶全て持ち合わせて生まれることができたなら、すぐに見つけられただろうに。そろそろ、世界に独りぼっちの夢を見てしまいそうな気がする。小さい頃から繰り返される悪夢。暗闇から、そっと救い出して。

 きょうも読んでくれてありがとうございました。またね。

わたしのペースで、のんびり頑張ります。よかったら応援もよろしくお願いします。