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日記:2024年5月21日 晴れ

・今朝は小えび天を忘れなかった。それ以外は午前中の活動も含めて、概ね昨日の再放送みたいな内容なので割愛。何てコトない日々がかけがえないの、オトナはそう言うけれどいまいちピンとこないよ。

・再放送というだけあって、昨日に引き続きろくでなしが騒ぎ始める予兆を感じたため、屋外に退避。なんだって俺が他人の事情に振り回されなければならないのか考えると、本来であればムカッ腹が立つところであるが、中身が空っぽでは立つものも立たないため、兎にも角にもまず食べ物を探さねばならなかった。今日は特別アテがある訳ではないので決め打ちで近くの店を訪ねると、満員御礼。しょんぼり。待っても迷ってもいられないので、前々からなんとなく気にならなくもなかった、丸亀製麺のシェイクうどん、君に決めた。

・精力的なPRで、発売当初はそれなりに話題になってたような気がしないでもない丸亀の「シェイクうどん」。そのまま定番化するかのようにも思われたが、製造過程でカエルが混入した問題が発覚して以来、どうにも勢いが削がれた感は否めない。今回は復刻販売と銘打たれていたが、店の側にも後ろめたさがあるのかどうか、人知れず帰ってきていたという印象だ。実際のところ、わざわざ金を払い自由意志でカエルを食らった経験のある俺ですら、店内さえ混んでいなければ今ごろ、至極冷淡な反応で390円のかけうどんに山ほどのネギと天かすをぶち撒けるばかりのピンチケムーブに及んでいた事だろう。

・明太とろろシェイクうどん、390円。カジュアルな見た目の割にしっかりとひと玉分入っている事が売りであるらしいが、バカ正直にシェイクした結果、もともと申し訳程度に添えられていたばかりの明太子もとろろもまったく行方不明になってしまい、蓋を開ける前から虚無感が押し寄せてきた。いざ啜ってみるとなんとなくそれらしい辛みがほんのフレーバー程度に漂ってきたが、食感も何もあったものではない。まぁ目下、一番の売りであるうどんのコシとか喉越しといったものだけはそれなりだったので、価格も考慮してギリギリ文句は引っ込めてやってもいいという所だが。わざわざ買い求めるほどではないにせよ、少なくともコンビニで同価格帯のうどんを購入するよりかは遥かにマシな体験であるとは思う。

・「学マス」がだいぶ理解ってきたので、明日中には手毬で初Trueの兆し。スバロボの補正値と向き合ってきた虚ろな日々が報われるとは、昔取った杵柄とはまさしくこの事であろう。その道行きに姫崎莉波さんと出逢ったのだが……。

・敢えて古い言葉で表現するなら、俺の性癖は(業の深きことだが)今も昔も「姉萌え」である。しかしそれは単なる世話焼き属性や、サイゲームスのコンテンツには毎度何故か姿形を変えて執拗に登場するような、ありもしない記憶でもって主人公の姉を僭称する異常者を指すものではない。そうではなくて等身大の、基本的には頼りになる、けれど母性のような無条件の愛情まではいかず、また歳の近さ故にほんの少し庇護欲もそそられるような、そういった慈しむべき存在に対する憧憬である。

・その意味では、彼女……姫崎莉波さんはある種、俺の理想を体現した「姉」という概念そのものの化身(リバース)であると言える。さらに好ポイントなのは属性が氾濫し、フィクションの中にあっても高度の実在性を志向されるようになった現代において、大人びた見た目と性格から成る「幼馴染で歳下の姉」という一匙の外連。一周回って新鮮だ。覇道を征するにはやはり王道を以ってすべし、というバンナムの覚悟のほどが伺える。まだまだプロデュースを始めたばかりで及ばぬながらも、彼女と過ごした”あの夏”の記憶はこの数時間のうちにも刻々と鮮明なものへと変じつつある。ぜったいに勝って、莉波お姉ちゃんをトップアイドルにするんだ! よろしくお願いします。

うぅ…お姉ちゃん……


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