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日記:2024年2月27日 曇り時々雨のち晴れ

・無免でバック走してるのを見咎められるという内容の悪夢で早朝5時に目が覚める。逡巡の末に二度寝を敢行するも、今度は「夜間工事のせいでずっと家の中が揺れている」という錯覚から半狂乱で5時半に覚醒。毎日こんな感じですよ♪  おしっこ行ってまた寝た。

・Unlimited 在宅 works。無限にタスクを内包した世界。無限にうんちを内包した世界。そういえばFateがPS Vitaに移植された時のエミヤのアレンジがキショすぎてそれこそウンチだったのを思い出す。二種類あるのにどっちも無理だった。逆に格ゲー版のアレンジは良かった。

・半分くらい昨日の話になるが、久しぶりに息根とめるの配信を見た。俺はそれなりの流速でも拾われるような面白コメントを志向する職人なのでVtuberからのレスポンスが唯一の生きがいだと先日も語ったが、その点Twitchは改行や確定のつもりで下手にEnterを押すとコメントが途中送信されてキショいので自然と離れてしまっていた。まだ最古参を名乗れますか?

・どうも最近は深層組のブランドに男性Vの箱が出来たとかで界隈が荒れていたため、この日はユニコーン(界隈において「配信者処女厨」を意味する雅な隠語)救済企画と称して色々やっていた。俺自身は深層界隈を干して久しく、またアイマス2の9・18事件も通過しているためなんの事は無かったけれど、当時同じくスレで叩かれていた同期の古参リスナーは「名指しで推しを貶された」とかでずっとキレている。「好きな女をバカにされると許せない」と語っていたが、彼はその好きな女の配信をTwitterでバカにしまくったせいで本人からブロックされているため、なんとも言えない気持ちでいっぱいだった。いろんな愛情の形があります。

・深層組の黎明期から属していた初期のいわゆる姉妹組は長女であるDWUを除き、一般社会で生きていくには相当な困難が予想される生活破綻者の寄せ集め集団だった。立て付け上は五女に当たる「息根とめる」も全盛期はYouTubeのチャンネル登録者10万人超のいわゆる銀盾所有者だったが、突如としてスプラトゥーン配信のバックグラウンドでアダルトビデオを垂れ流す蛮行に及んで大炎上、任天堂公式からもそれとなく苦言を呈された結果、事実上のYouTube永久追放という伝説を残して消えた。当時は寝耳に水だったやらかしの余波で界隈外の相互からやや白眼視されるなどして俺としても結構堪えたのだが、今にして思うと遅かれ早かれ遠からず似たような結末を迎えていただろう事は想像に難くなく、必然の結果として受け止めている。

・閑話休題。ふとそのような事を思い出したのは、今回の配信においてコミュニケーションに齟齬があった事を嘆くとめるの様子があまりにも生きづらさを可視化しているように映ったからだった。彼女は破天荒なキャラクターの割に、なまじ育ちが良いせいで変なところで遵法意識が高く、また人間関係においては潔癖さゆえに社交辞令などといったプロトコルに過大なストレスを感じる生き物なのである。言い分を要約するに「自分の心を偽って人と話すことは罪科であり魂が穢されたと感じる」という事らしく、社会の色に染まっていないという意味で言えば純粋な人だなと思う。

渦中の男性Vtuberと急遽始まった通話配信だが、見ている限り双方の価値観があまりにも隔絶されていたために、前提となる認識が噛み合わない部分が多く、その行き違いの結果、後半にはとめるの方があからさまに理解を放棄して飽きてしまったという感じであった。もともと個人勢だったというそのゲストは移籍に際してのセルフマネジメントの重要さや人生における長期的な展望などを正論で捲し立てており、それはそれで痛快であったが、犬猫以外にろくな話し相手もなく、終いには同僚との仕事上のやり取りさえ億劫だからとブロックで対応するなど必要最低限度の社会性すらかなぐり捨てている実年齢29歳の独身女性にはいまいち響かず、消化不良のまま気付けば対談は幕を閉じていた。通話が終わってからも暫く配信は続き、その内容は上記通話の大反省会といった有り様だった。「配信で喋り続けていないと気分が落ち込んでしまうと分かっているため止まれない」のだと、どこか落ち着きのない口調で弁明する姿はまさしく彼女の抱える困難を浮き彫りにしているようで心がざわついた。同じ箱で言えば、なまほしちゃんや小城夜にもしばしば似た傾向があったのを思い出す。

・些か苦しい会話デッキであったことは本人にも自覚はあるようで、どうすればより面白い会話になったであろうかとすっかりお嘆きであった。が、実のところ絶対的に「面白い会話」などという概念自体、ある種の幻想である。関西人ならともかく普通は話にオチなど求めないし、その場その場で適度に意思疎通さえ図れていればそれなりに満足するものだ。強いて言えば傾聴力が高く、的確に相手の意図や主張を引き出すことに長けた巧みな人間がたまに居る程度だろう。政治家や噺家ともなればまた話は変わってくるのかもしれないが、彼らも長い時間を費やして磨き上げた専用デッキを構築しているので、いずれにせよ一朝一夕で身に付くものではない。結局のところ「面白い会話」というものはお互いの人生経験等を踏まえての魅力や日ごろの関係性が反映された出力結果でしかなく、それらは当たり障りなく埋没していく日々の会話を積み重ねていく事でしか得られないのだ。

・などと真面目に応じるならこのような益体のない説教に行き着くわけだが、幸いにも俺は「ふたりエッチ」を読んでいるので、女性の悩み相談にその手のマジレスが求められていないことは十分に承知をしている。そうでなくとも、こんなお説教を受けた程度で「はい、わかりました」と改善が期待されるようであれば最初から人生に難しいことなど何もない。だからせめて純粋さを失くした“地獄行き”の俺たちリスナーから無垢なる貴女へ向けて、荒ぶる御魂よ安らかなれと言の葉を捧げる。「流石だね。知らなかった。すごいね。成功するといいね(セックスさせて)。そうなんだ」と。

・これが日記だってこと忘れてた。あとは特にないです。強いて言えばウマ娘のステップアップガチャから起死回生の念を感じ取った。


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