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日記:2024年5月10日 快晴

・セロリ美味いし! 昨日に引き続き外は今日も快晴・上昇・ハレルーヤであるが、昨夜から今朝にかけてはバカみたいに気温が下がったため、本格的にお役御免と思われていた毛布を再度引っ張り出す羽目になった。それでいて日中はそこそこの陽気だし、こんな寒暖差が続いたらみんな馬鹿になるのも無理はない。俺はもともと自律神経が乱れまくってるので逆に問題ないが。

・本日は月一の通院につきお休み。理由:心がビタミン不足なため。カフェインの摂取に伴う酩酊感を克服したのが嬉しくてコーヒーをガボガボと飲んだら夜眠れなくなっちゃった。結局、夜中3時までうだうだと無駄に夜更かしした挙句、起床時刻もいつもより1時間早かったので、体調的にはボロボロのはずだが、覚醒作用の余韻が続いているのかあまり疲労感がない。一見、無敵のようにも思えるが、実感が伴わないだけで身体のどこかに確実に負債が蓄積されているため、これを続けていると遠からず死ぬというのは、なるほど道理である。痛覚がなんの為に存在するのかについて改めて思いを馳せながら、今夜は早めに寝ることを心掛けたいと思う。叶うかどうかは別問題として。

・ゴールデンウィーク明けの週末というのが大きく祟って、受診までの待ち時間がテーマパークの人気アトラクション並となっていて絶望。挙句、待合室は気を病んだ人間で人口密度がストップ高だったため、半ば逃げるようにして外で暇を潰す事に。しょうがないので渋々24時間営業の喫茶店に立ち入るのだが、それなりの格式で足元を見てくる店構えのため、気軽にコーヒー1杯シバいて帰ろうとするとかえって損をする事を俺は知っている。導き出した答えは、

アイスキャラメルラテ ¥700

・今回は長期戦が予想されるため、1杯あたり380円もするコーヒーを啜って粘るくらいならと思い、折角なのでキャラメルラテをいく事にした。何もかもが高いこの店において唯一、メニュー表に「ホイップの調整は無料」と記載されたアドバンテージに懸けて一点集中したのだが、軽い気持ちで「多めで」と言っていざ蓋を開けたらこのような有り様であった。デカすぎんだろ……。もはやラテを飲んでいるのかホイップを頬張るのか、主体がどちらか分からない。ふと脳裏に昨日の漫画が過ぎる。上がる血糖値と迫る死の影に怯えながら、うっかり“至って”しまわないように細心の注意を払い、たっぷり1時間掛けて完飲。フン、胸焼け一歩手前ってとこかな……。

・そのようにして1時間半くらい待たされた挙句、例によって問診は適当に流され、ものの10分足らずでお薬をゲット。相変わらず真摯にお悩み相談しても何ひとつ解決しないため、まるで信心もないまま教会で告解でもしてるような気分でいたく虚しさだけが募るが、主治医は神ではないためそこはもう割り切るしかない。余談だが、毎度「お、そうか。じゃあ処方はこのままでいくぞー」と雑に流すドライな彼の姿が宮崎駿にやや似ている。

・帰りは何か食べて帰ろうと思い、漠然と当たりをつけていた店がまさかの金曜定休でしょんぼり。やるせない気持ちになったので通りがかりにあったスシローへGO。もう禪院じゃねぇ、今はスシローだ。しかしそこそこ食っといてなんだが、ここも最近は行く度にネタがやせ細っていくので、世知辛さが余計に増すだけの結果になってしまった。ひと昔前であれば回転寿司チェーンの中でもかなりマシな部類だったはずだが……南無。

・帰ったら俺宛てに何か届いているらしかった。より正確には、誤配送でギリギリ隣の家の敷地に置き配されているのをたまたま父が帰り際に発見したというもの。そのお隣さんは家主が亡くなって久しく半ば空き家同然である事や、生前に家族ぐるみで懇意にさせて頂いた間柄なので形ばかりの承諾を得た上で無事に引き取らせていただいた。しかし運良くそんな具合で済んだとはいえ、もし仮に隣近所が発狂していたら今ごろどうなっていた事か。そうでなくてもお届け先に俺の住所とアカウント名が紐付けられているため、身バレしたら社会的に死ぬ所である。Amazonには後で文句言ってやる。

・そんな訳で、今回有り難く頂戴したのはアサヒの生ビール缶「食彩」1ダース。差出人は不明であったが、後に相互フォロワーのウィル猫さんと判明。ありがとうございます。気が付けばなんだかんだよく分からないまま長いこと繋がっているせいで、未だに呼び方も安定しない。アイコンから自他ともに認める猫なので、なんとなく猫とかキャッツとか呼んでるが、共通のフォロワーも皆どこか座りが悪そうに曖昧な呼び方をしているためそんな感じ。

・日頃の彼を見るに社に飼われた立派な畜生といった趣だが、性自認以前に自己の認識も猫に寄っているせいか、パーソナルな部分があまり透けてこないので未だに何者なのかよく分からない。しかもやたらと忙しそうな割にTLに常駐して80万ツイートとかしている上、基本的には意味は分かるけど意図が分からないエアリプでしかコミュニケーションを取る術がないため、俺は勝手にX(Twitter)にしか存在しない怪異、怪猫の類だと認識している。猫といい、うぐいすといい、まどクラ出身の相互で動物っぽいやつはみんな何処か実在性を感じられなくて怖い。実際はオフで会うのに比較的抵抗がないらしいので、誘えば対面出来るのだろうが、イメージが崩れるのが嫌なので俺の方からは頑なに拒んでいる。猫の姿のままで来てくれれば考えます。


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