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日記:2024年5月13日 雨のち晴れ

・言葉の裏の意図を読み過ぎて、他人の言葉を素直に受け取れなくなっている自分に気付いた。スケジュールの打ち合わせで「現状こんな予定ですが進み具合は如何ですか?」と訊かれたのに対し、一時期よりは控えめなペースで進行している事への後ろめたさから、進捗を詰められていると脳が判断して、つい余計な言い訳を口走ってしまった。向こうとしては純粋に“How are you?”のニュアンスだったらしい。結果、僕らも鬼じゃないので、などと笑われて恥をかいてしまった。

・自分自身の明確な弱みとして、このような自己肯定感の低さがある。あまり高くても困りものだが、低すぎると当然の権利を行使するにあたってさえ、どこか胸の内で真っ当でない自分などに資格があるのだろうかなどと考えてしまい、不要な罪悪感と後ろめたさが無限にポップする。それだけであればまだ良いのだが、世の中にはそうした弱みを見抜いて付け込むのに長けた極悪人が無数に存在するため、常に足元を見られるリスクを負う羽目になる。今回とて偶々こんな程度で済んでいるが、本来なら伝える必要のない情報を伝えてしまったという点では充分過ぎるディスアドバンテージが生じているのだ。(それが分かっていながらこうしてわざわざ弱点を衆目に晒している事すらも)特に詐欺師に付け入られるタイプだという自覚はあるのでなんとか直したいと常々思ってはいるのだが、うーん……自己啓発セミナーとかに通った方がいいですか?

汁そば+ブレンドコーヒー
¥578(ポイント分-78)

・ミスドご飯リベンジ。わしゃ忍野忍か。鉄は熱いうちに打て、というのでもないがコンテンツとしても再戦のペースが我ながら早すぎる気がする。今回はオーソドックスに「汁そば」をオーダー。その名に恥じる事なく、汁にそばが浸っているだけの極めて簡素な出で立ちは逆に好印象。それも狙ってやってるというより、もともと「飲茶」を謳っていたのでその名残りなのだろう。しかしよく考えると西洋文化発のドーナツ屋で飲茶というのも妙な話だ。この手の節操のなさこそ、日本らしいと言えばらしいけれど。

・美味いと言えば美味い。が、特別なにかが際立っているというよりは中央値……そう、この日本で主に食されている麺類のちょうど平均に位置するような、そういう類の美味さだ。麺の食感や味わいもそうめんと冷や麦を足して割ったような具合。それこそ飲んだ後の〆にはちょうどいい気がする。おそらく俺に限らず、平均的な成人男性の胃袋を満たすにはまるで足りないが、あくまで軽食という初期のコンセプトには適っている。コーヒー代併せてもワンコインから足が出るのだけはやや頂けないが、まぁミスドで飯を食うという体験そのものに価値を見出すのであれば、1回くらいは許せる範疇だと思う。普通に考えて500あったらドーナツ2、3個食えるので依然アド損ではあるが……。

見たら高たんぱく・低脂質だった…
デブは毎食これにしろ!

・直帰ついでに買い物を頼まれたので、帰りの途上にあるスーパーをハシゴして最安値チャレンジ。結果、豚バラは価格、質ともに優れたコスパの良い物を調達出来た。その反面、ビビったのはキャベツの値段。んや、高杉ぃ〜〜〜! 安い時はひと玉100円くらいだったと記憶しているが、店先に並ぶのはいずれもその3倍超で思わず叫んでしまった。ガッカリしてメソメソして175円もする半玉だけ買って帰った。岸田さん、植田さん、見ていますか? このキャベツが、日本の現状です。

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