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日記:2024年5月22日 晴れ

・今朝もまぁまぁボケていたため、朝食のフルーツ盛り合わせ(9割いちごだが)をうっかり食べ損ねてしまった。最近はまた睡眠の質が終わり始めているので、日毎に死の影が色濃くなっていく。アラサーに乗ってからというもの、20代前半までは意に返さなかった行動ひとつで翌日のパフォーマンスが左右される。それ自体は当たり前のことだが、そういうのってもっと緩やかに訪れるものだと思っていた。俺の場合は精神の均衡を大きく崩していた時期なのも相まってか、むしろカフカの「変身」じみた勢いで、ある朝気付いたらこうなっていたってな具合なので心の準備が追い付いていない。人は、いつかは死ぬぞ!

・昼間は訃報とスキャンダルが同時並行で飛び交う最悪なインターネットだった。このように言うと主語がデカすぎる、ぼく私のTLはいつも通り穏当だったなどと(俺に言わせれば的外れにも)怒られるかもしれないが、画面から目を離して周りを見ても、誰も何も言及しないまま日々が続いていたので、少なくとも俺の認知世界ではやはり悪いのはインターネットだと言える。

・さて、個別に言及するとすればやはり不倫ネタの方であろう。よりにもよって、まさかかの御仁が晩節を汚すとはという想いもありつつ、内心ではさほど驚いていない自分も居る。殊に芸能界などは今さらどれほどコンプライアンスを叫んだところで、根本的に普遍の常識とは最も乖離した世界であるから、冷笑するまでもなく「このような事」はごくありふれた光景に過ぎない。とはいえ今回のは特に極めつけではあるか。人としてやってはいけない事の数え役満という感じだ。特にコナンファンの間ではキャラのイメージが汚されたなどと激憤の至りであったが、その点、銀英伝のフォーク准将が真っ先に結び付く層は今回最も軽傷で済んだであろうか。

・加えて言えば、不倫そのものも原則として現代では刑事責任までは問われないのであるから、遵法意識にはあまり関わりなく、世間がいかにそれを糺そうと、犯す当人らにとってはさほど心的ハードルが高くない行いであろう。無論、道義的には断罪されて然るべきであるし肯定もしないが、純粋な疑問として、男女とも実際にそれを成し得る立場に置かれた場合、それを固辞続けるほどに意志の堅い人物というのは果たして世にどれほど数居るのだろうか。完全に偏見だが、巷は他人の不倫は許さぬくせに自分は陰で浮気してそうな人間で溢れかえっていると思う。

・書きたいことはまだあったが、眠剤が効いてきたのでおぼつかない文章になりつつある。今日はおやすみなさい。


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