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日記:2024年5月20日 晴れ

・ライブの余韻も冷めやらぬまま理由もなく夜更かししてしまったので、週の始めからツカレノキワミアーッ! 不眠症の癖に、或いはそれ故に朝はアラームよりも早く覚醒するが、実態としては眠りから覚めたというだけで、後は夢遊病患者が如く自分でも何をやっているのか振り返るだに定かではない。今朝などは朝食に袋麺を開けておきながら、決して忘れまい、と先んじて座席に置いた目の前の付属のトッピングを完全に失念したまま、気付けば家を飛び出していた。“見えるんだけど見えないもの”! 俺の場合は天ぷらそばの小えび天だった。

・今日の昼はなんだか外に出るのも億劫なので、席でぼけーっとしていたら、同僚がなにやら上長へと直々に何かしらを捲し立てていた。わざわざ聞き耳を立てるまでもなくオフィス中に漏れ伝わるのは、なんとびっくり、ここに居ても将来の展望を見出せないので転職を検討しているという内容であった。聞けばどうやら、同業他社の待遇を引き合いに出してスカウトを受けている旨をほのめかしつつ、己の不遇に対する不平不満を脅迫めいてぶちまけているらしかった。休憩時間とはいえ少なくない人間が同居する中、まさに白昼の出来事で、俺も含めて周りの士気がゴリゴリと低下していくのを感じる。このような人目を憚る様な話で場所を移さぬ責任者の側もどうかと思って遠目から様子を伺うと、彼は彼で困惑しつつも、どうにか相手の気を悪くしないよう、丁寧に宥めすかしている感じであった。完全にダルい時の顧客対応そのままである。

・ちなみに言うまでもないと思うが、客観的に見ても、彼の不遇はほとんど当人の責めに帰すべき事由からである。いちいち個別に振り返るまでもなく、突如としてこのような私的な事で公然と場を騒がせ奉る今この瞬間こそが何よりの証明という他ないが、本人がそれに思い至る様子はついぞ見られなかった。およそ一切が他責に向いて己を省みない言動の数々に、部外者ながらもいたく気分を害され、危うく舌打ちが飛び出すところであった。代わりに大きな溜め息をひとつ。どうにもこの手の人種は共通して、マシンガントークとまではいかぬまでも、息継ぎもなく形ばかり謙虚な振りをして言いたいことを言う傾向にあるな。

・どうでもいい事に文字数を食ってしまったが、引き続き「学マス」のラーニングを進めつつ、同時に「リンクラ」のリセマラも並行しなくてはならない忙しい身の上である。これまで「蓮ノ空」本編の内容や各種配信は一歩遅れてYouTube公式から後追いで履修を進めてきたが、あれほどのライブを見せられたとあっては、インストールもやむなし。もっとも沙知先輩を始めとする目下のTier表上位は現在は排出されていないらしく、なによりどのUR演出も素晴らしいせいで、リセマラという行いそのものに罪悪感を抱きつつあるため今回ばかりは程々のところで切り上げたい。とりあえずリミテッドと書いてあるやつを引ければ良しとしておくか。


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