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日記:2024年3月21日 晴れ時々曇り

・昨日の破滅的なメンタルからは概ね復調。年に数度とない極めてヘヴィな大鬱だった。とはいえ、睡眠の質は相変わらず破綻しているのでコンディションも微妙寄り。一日としては今のところは何のイベントもなく淡々と推移しているので、穏やかで大変良いことなのだが書くことには窮してしまう。

・本日のインターネットは、大谷選手の(元)通訳がサラリーマン換算でおよそ7人分の生涯年収に匹敵する額面を賭博でふっ飛ばした、という景気の良い報道で持ちきりだった。やはりメジャーたるもの、スキャンダルもこの位のスケールでなければ話にならない。しかしながら、さしもの大谷選手とて、いわば年俸がいきなりまるっと消し飛んだようなものなので、その衝撃の程は計り知れない。あまつさえ信頼していた相手に裏切られたとあっては尚更であろう。まことにご愁傷さまである。関係ないが、「生涯収支マイナス7億円君」で笑ってたら唇が切れたので俺にも謝ってほしい。

・イベントが無いなら自ら起こせばいい、という事で昼は各所で美味いと密かに噂されているミスドの麺を啜りに参上仕った。昔からどこかの店舗に存在していることは知っていたが、近所を始めとして尽く取り扱いのない店ばかり引き当てるので、まるで実態のない都市伝説のようだ。今回は店頭でメニュー表にきちんと掲げられているのを確認した上で踏み込んだのだが……。

・「すみません、ただいま品切れで……」と切ない一言で座礁。炒飯しかないらしい。炒飯しかねぇ。ミスタードーナツに来て炒飯しかないと言われてしまう事ってあるんだ。こういうメニューに載ってるのに実在しない品物トリック、偶にあるけど、気まずい上に引き下がりづらくもあるので無いなら無いと明記しておいてほしい。そのままスゴスゴと踵を返すと店員から「こいつ麺だけ食いに来たのかよ」とあらぬレッテルで嘲笑されそうな気配がしたので、努めて冷静に脳を切り替え、なに食わぬ顔でドーナツを食らった。なんらかのポイントが貯まっていたので30円の会計也。いやまぁ、美味いよ? 美味しいんだけどさ……。

・京都駅前のイオンでなにやら催しがあった。台湾飯店を出展しているらしい。ところで「小籠包」のイメージと言えば、中に含まれるアツアツの肉汁をスープに見立てる食べ方があるが、自分が神戸の中華街で口にしたものは、いずれも思い描く理想のそれとはどこかかけ離れており、都度に歯がゆい想いをしている。然るに、俺は未だ本物の小籠包を口にした事がないのだというコンプレックスさえ感じる始末だ。ここにある物ははたして本物なのだろうか。今生のうちに「納得」をしておきたい。

・台湾の料理といえば個人的に「魯肉飯」がいたくお気に入りで、見かけ次第にその場で食べようとする厄介な性質があるため、此度も誘惑に屈しかけたが、流石に900円とやや強気な価格設定の前には思わず鼻白んだ。向こうの料理は小さく盛って気軽に食べ歩けるという印象が先行しているのもあり、ついついギャップに慄いてしまう。まぁ今日はドーナツも食べたし……思いのほか長い期間やってるみたいなので、折を見て出直そうと思う。

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