日記:2024年5月17日 晴れ
・蓮ノ空の顔つき。ライブを明日に控えてモチベーションは最高潮、もはやその事しか頭にない。午前中に速攻で用事を片付け、あとは寄り道もせず一目散に帰り着いては活動記録を追いかけるのみ。今これを書いている間も2月のFesライブと同時進行している。極端な話、蓮の話しかすることがない。後ほどお付き合いください。
・さて、「学園アイドルマスター」がついにリリースされたが、スマホの容量が不足しているせいで完全に乗り遅れてしまった。オタクとして、ミーハーとして、そしてプロデューサーとして、まこと忸怩たる思いで慚愧に堪えない。当初こそ現状のソシャゲ掛け持ちローテに組み込める自信もないため、曲だけ追って見送るつもりでいたが、今まで斜に構えていた相互も尽く屈服してインストールしているのを見ると、俺もムラムラする。気持ちの昂ぶりを抑えきれない。
・そういう訳で遅ればせながら、配信の消化ついでに容量の圧迫要因であるカメラロールの整理を行うことにした。いまのスマホとの付き合いは5年ほどになるが、毎日のように飯の写真を撮ったり、ガチャリザルトをスクショしたり、いつか使う機会があるかもしれないなどとリプライ・ネタツイ用のネットミームをひたむきに掘り続けた結果、総数は2万枚以上、24GBを超えていた。SSDにある秘蔵のエロフォルダが400GBである事を考慮するとほんのつま先みたいな数字であるが、端末にはさぞ重かろう。ちなみにスマホの方には、「ウマ娘」の規約スレスレの際どいイラスト以外にほとんどエロ画像・動画は存在していなかった。それはすなわち外で及ぶ必要に迫られる機会がなかった事の何よりの証左であり、我ながら誇らしい限りである。
・しかし体よく”整理”と言っても2万枚もの画像をいちいち選別している暇も気力もないので、実態は比較的まだ容量にゆとりのあるPCのハードディスクにいったん纏めて放り込むという完全な流れ作業である。人員に対して同じことを企業の人事もやってると想像するとゾッとしないが、とにかく数が数なので単純に移すだけでもかなりの時間を要する。一括で移すと所要時間が6時間半から1日と表示されてひっくり返ったため、ひとまずはフォルダごとに分割して処理することにした。きっとJR西日本の大阪-山科間をひと息で行くより一度、京都駅で降りた方が運賃が安くなるのと同じメカニズムだろう(?)
・本日の「蓮ノ空」履修状況は以下の通り。
第16話「Special Thanks」+103期1月度Fes×LIVE
・昨夜はいちごを煮詰めながら、第15話まで進行。好き好きクラブの皆さんの与り知らぬ所で勝ち進んでいた「ラブライブ!」全国大会で敗退し、その結果に対して各々の納得を経て立ち直った次の回である。これまでの苦難の道中(主にネット・外出禁止令)を支えてくれた皆にお礼のライブをするというので、梢先輩に良いところを見せたいと見栄を張った花帆が一人で作詞を担当すると息巻き、後に引けなくなってしまう……という内容。諸事情で部を去った3年生で現生徒会長である沙知先輩の助けも借りつつ、応援してくれた人たちとの交流からインスピレーションを得ていく姿は、シリーズ的にも伝統といった感じで実に「ラブライブ!」らしいエピソードだった。
・この直後の配信ライブ「103期1月度Fes×LIVE」では、こうした本編の経緯を反映する形でスリーズブーケの新曲「Special Thanks」が披露された。今までの「ラブライブ!」のアニメシリーズでも作曲の経緯を描く回はあったが、それがリアルタイムに反映されるという試みはやはり画期的である。配信文化が市民権を得るにつれて、いずれはこのようなコンテンツも現れるだろうと予見はしていたが、想像していたよりもずっと早くにそれが結実するとは。現代のスピード感はどこか空恐ろしくさえあるな……。
第17話「ルリ思う。」 + 103期2月度Fes×LIVE
・続く17話では、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブきっての仲良しの幼馴染ユニット「みらくらぱーく!」に訪れる、まさかの解散危機。今後の活動方針における方向性に関する意見の違い、認識の齟齬から衝突してしまう瑠璃乃と慈。やはりこの回で印象的だったのは、慈が掲げるスクールアイドル、ひいてはエンタメに携わる全ての人にとっての命題とも言える「(普遍的な意味合いでの)皆を楽しませる企画」に対して、「それに触れる気力もないくらい、元気もない人たちにはどうやって楽しんでもらえればいいのか」を問う瑠璃乃。彼女自身、人当たりはいいものの、同時に人に気を遣う性質の持ち主であり、劇中でも度々「充電切れ」を起こしてはダウナーに入るという個人的には共感しかないタイプである。そんな彼女の切実な訴えは時代に即した……というか、そういった人種も居るという社会的認知が広まった現代ならではのアプローチだと感心する。
・このエピソードのひとつ肝なのは、お互いの認識こそ食い違ってしまうものの、それはどちらか一方が間違いという意味の衝突ではないという事。事実、瑠璃乃は一度も慈の提案を否定していない。単にそれだけでは届かない場合もあるよね、というだけの話である。ただ、そういう今っぽいだけの微温い結論で落ち着く訳ではなく、きちんと二段構えの構成になっているのが「蓮ノ空」の良い所だと感じた。とても良い話なので読みなさい……。
・ちなみに下記のスクショは今回の俺的爆笑シーン集。可愛らしい見た目で急に鋭利な言葉で刺してくるのに弱い。特にみらぱの二人はメインキャストの中でもひと際、声優として上手いので尚更。
【2024/5/9 配信 With×MEETS】 めぐちゃん必殺ASMRのコーナー!
・本編やライブと並行して、ちゃんとそれらしい配信もやってる「蓮ノ空」。しかしこれは……
し、死ぬ~~~~~~!!!!!! 脳がふやける!!!!!!!!!
・この手の音声で安眠できたことないけど、アーカイブを追うのに疲れて、冷えピタ貼りながらこれ聴いて横転したら、たちまち不調が改善されました。まぁ喜んで転がってるおじさん(自分)を不意に想像して哀しくなるという、音声作品特有の根本的な欠陥は依然としてあるが……。
・明日に備えて美容室の予約も済ませた所で、本日この後は第18話と新1年生の紹介までは行かせていただく予定。うぅ、沙知先輩、留年して……。
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