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日本から英領ジブラルタルまでの移動について

日本から英領ジブラルタルまで行くには、ロンドンを経由して空路で移動するか、あるいはスペイン国内を経由して移動する方法の2パターンがある。

前者のロンドン経由はジブラルタルへの便数が限られていることに加えて、日本からの到達時刻を考慮すれば、同日乗り継ぎは非常に困難である。というよりも、はっきり言えば「無理」。ただし、今後、ロンドンからジブラルタルへのフライト便の出発スケジュールが変更になるようなことになれば、同日乗り継ぎは可能なのかもしれない。

後者のスペイン国内経由の場合、最もスムーズな経路は、「マラガ → アルへシラス → ジブラルタル」となる。

マラガとアルへシラス間の移動手段は、直通鉄路が存在しないために、バスに限定される。バスは空港発や市内発の便があり、便数で困ることはない。ただし、日本から出発したその日には、マラガ空港への到着が遅い時間帯になるであろうから、空港発のバス便がなく、マラガで足止め(宿泊)となる。

市内発のバスであれば夜便があるのかもしれないが、マラガ市内への移動経験がゼロという人には、迷子等のリスクから、あまりお勧めはできない。


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じつは他にも移動方法があり、「時間をお金で買う」という人には、同日中にマラガよりも先に前進することができる。

答えは「タクシー」である。

私は事前に搭乗航空会社のサービスを利用して、アルへシラスまでのタクシーを予約しました(ただし、待ち合わせ時間にかなり遅れて運転手が姿をあらわしたのですが…ラテン気質には泣かされます。)

タクシーであれば、アルへシラスを経由せずとも直接ジブラルタル(スペイン側国境)に行くことも可能ですが、日本出発日での場合、到着時刻はおそらく日付が変わる時間帯(現地時間)になると思われるので、越境や宿探しを夜中にするのは、あまりお勧めできません。

私の場合、アルへシラスのホテルで就寝し、早朝にジブラルタルへと移動しました。

なお、単独の旅行でタクシーを利用する場合、見知らぬ外国人(運転手)と閉ざされた空間で二人きりで過ごすことになるので、事故防止の観点から大手の会社を通じて事前予約する等の対策が必要になってきます。

私はアルへシラスからマラガに戻る復路については、バスを利用したのですが、お値段や快適性等で非常にリーズナブルでしたので、時間的余裕がある場合はバスの使用をお勧めします。


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〇 海外旅行 小言まとめ(マガジン)


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