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海外で旅客機を連続2回乗り継ぐのは危ない!?

日本から海外へと渡航する場合、直行便がない目的地であれば、乗り継ぎをしなければいけない。

これを同一日に2回連続のスケジュールで計画を立てていると、結構危ないことになる。ここでいう「危ない」というのは身体的な危険なことではなくて、経由便に乗り損ねる危険性のことである。

以下に私の失敗談を掲載する。

同一日に、成田 → モスクワ → ワルシャワ → ポズナニという空路移動の計画をたてて、成田からモスクワまではアエロフロートにて移動した。ここまでは予定通りの行程であった。

当時のモスクワ・ワルシャワ間は(いまでも??)翌日の乗り継ぎ便しかなかったために、同一日のLOT(ポーランド航空)便で移動する計画を立てており、チケットも購入していた。

さて、ここで机上の空論を引っくり返す出来事が発生することになる。

雪によるフライトの遅延である。

このときは12月下旬。モスクワの気候の特性を考慮すれば、そのような出来事は事前に想定しておくべきであった。しかし日本人の悪い特性で「交通機関はよほどのことがない限り、ほぼ予定通りに運行される」という都合の良い考えでしか、私は旅行計画を立案していなかった。

この遅延が例年にない大雪が原因だったのか、あるいはモスクワやワルシャワでは度々あることなのか、それはいまもって知りえないことであるものの、とにかく「遅延」という状況は動かしがたい事実であった。

結果としてフライトの出発は約4時間の遅れとなり、ワルシャワに到着したときには、ポズナニ行きのフライトは当然ながら飛び立った後でした。

LOTカウンターにてフライトの遅延責任を理由にチケットの再発行を請求したところ、相手側は意外と簡単に応じ、翌日便チケットの再発行は問題なく手続きできました。ただし、翌日までのホテル代金はゲットできなかったのですが。

以上の私の失敗談から言えることは、海外では何が起こるかわからないので、「都合の良い前提」での計画…特に時間に余裕のないスケジュールで計画を組み立てると、トラブルが発生したときに計画すべてを練り直さなくてはいけない…ということです。

とかく航空スケジュールというのは、天候や機体ローテンション等で、規定の時間通りに運行できないケースが多く、海外で同一日の連続2回乗り継ぎは避けた方がいいと思います。

私の失敗談が、皆様の海外旅行にお役に立つことができれば幸いです。

当記事を最後まで読んでいただき、有難う御座いました。


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