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【インタビュー】MLエンジニアからSWエンジニアへ。ELYZAのサービス開発を行う村山さんに話を聞いてみた

【Profile】
村山 卓朗/東京大学 大橋・鳥海研究室 修士卒。
株式会社リクルートにて人材領域のデータ活用施策の推進に従事。
現在はELYZAにてサービス開発及び共同研究プロジェクトの推進に携わる。

ELYZAに入社した経緯

-前職はどういったお仕事をされていたのですか?
新卒でデータサイエンティストとして機械学習モデルの設計・実装はもちろん、プロジェクトの予算管理やスケジューリングなどマネジメント業務も多く経験させてもらっていました。そこから3年経ってリーダーという次のキャリアも見えてきたタイミングで改めて自分自身のスキルを振り返った時に、「エンジニアリングのスキルを一番に伸ばしたい」と考えるようになったことが転職のきっかけでした。

-「エンジニアリングをしたい」と思った理由はなぜでしょう?
僕の志向性としてマネジメントに携われることはとても良かったのですが、より高難易度のプロジェクトをマネジメントする立場を目指そうとした時に、今以上にエンジニアとしての知識や経験もつけていく必要があると考えました。自分がわかっていないのに「こうしたらいいよ」と言うのは嫌ですからね(笑)

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-ELYZAに入社を決めた理由は何だったのでしょう?
転職活動を始める中で同じ研究室の後輩である、CTOの垣内さんからELYZAを紹介されて業務委託で働き始めました。最先端のML技術に触れられる魅力はもちろん、「エンジニアリングのスキルを伸ばしたい」という気持ちを理解してくれた事がとても嬉しかったですね。それからは業務を通じて会社の事を理解していきながら、転職の意思を固めていきました。

-入社後のお仕事内容を教えてください。
2021年の2月から本格的に業務委託を始めて5月に入社をしました。最初は需要予測のプロジェクトのPoCを手伝いながら、NLP自体が初めての領域だったので論文を読んだり、実装をしたりとキャッチアップを中心に行っていました。それから6月までは共同研究のPMもやりながらサービス開発の実装業務の比率を少しずつ増やしていき、1月以降はサービス開発に専念しています。


ELYZAで得られたエンジニアリング経験

-サービス開発のスキルはどのように身に着けたのですか?
最初は本当に経験がなかったので何をしたらいいのかもわからない状態でした。インフラの業務を始めた時はロードバランサーやDBの知識など新しく覚えることが多く、一つ一つの関係性すらわかっていませんでした。そのため、解決の仕方や問題の見通しを立てる事もできず、デバッグもできない自分にイライラしてしまう事も多かったです。

それでも開発責任者のtarunonさんやソフトウェアエンジニアの馬場さんが自分のレベルに合ったチュートリアルタスクを用意してくださって、初めてのことばかりでも楽しみながら働くことができました。お二人はレビューはもちろん、失敗してもよい環境を作ってくださったり、ペアプロをしてくださったりと僕の挑戦を常に後押ししてくれました。

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開発を進める中でtarunonさんや馬場さんよりもスピードが遅いですし、高品質なものになるかわからない状態で、むしろお二人にレビューの時間を取らせてしまう事に「頭が上がらないです。」と弱音に近いことも言ったことがあります。

それでもtarunonさんと馬場さんから「村山さんができるようになる事がELYZAにとっての一番の価値だよ」と言ってもらえた事で自分の成長が会社のためになるのだとモチベーションにも繋がりましたし、スキルを磨く事が二人への恩返しだと思えるようになりました。

-ELYZAに入って感じた変化を教えてください。
これまではMLが中心だったところから、インフラやフロントに携わりながらサービス開発にチャレンジできている事が大きな変化ですね。あとは、コードに対する緊張感が増したと思います。これまでは自分しか見ないコードが殆どだったため、自分だけが理解できて、辿ることができたらいいと考えていました。今はクライアントに提供するものであり、チームで開発をしている事から周りへの配慮や緊張感を持って仕事に取り組むようになりました。

入社をして1年が経った今ではサービスのインフラ周りをお二人に手伝ってもらいながらではあるものの、実装する事もできるようになりました。直近はサービスの移管作業も行いました。ステージング環境でリハーサルをしているとはいえ、一つの失敗が本番環境の障害に繋がってしまうので緊張感のある経験をさせてもらいました。

自分が作ったものが動いている姿を見られるのは嬉しいですね。1年前じゃ手も足も出なかったところから、サービスをつくる一端を担えるようになったと思います。

今後のキャリアや挑戦していきたい事

-今後挑戦したいことや抱負はありますか?
NLPは研究レベルだと本当に何でもできると思わせてくれます。それこそ、文章生成や要約など人間の精度以上のものが生まれる可能性を秘めています。一方でそれをサービスとして社会実装に繋げようとすると、コストや時間的な制約が出てきてしまい、本来の凄さを伝えられないのです。研究開発で生まれた感動や驚き、いわゆる「Wow!」をそのままの純度で世の中に届けていきたいです。そのために技術的なハードルを一個一個解決しています。

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ELYZAに必要なエンジニア像

-ELYZAで活躍するエンジニアの方の特徴を教えてください。
ML、インフラ、フロント、何でもやろうとする人だと思います。もちろんスキルを持っていることは理想ですが、自分の専門外に対して抵抗なく受け入れていくスタンスが大事です。僕と同じようにMLエンジニアからキャリアチェンジを目指そうとする人がいても、ELYZAは新しい挑戦を応援してくれる体制や環境が揃っています。それに今度は僕が応援できる立場になって、何でもできる楽しさを伝えていけると良い循環が生まれていくのではないかなと思います。

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