デザインで「想い」を届けたい理由ーわたしの価値観ー
1 なぜデザイナーが文章を書くのか。
答えはめちゃくちゃ単純で、想いが通じあった方と共に歩みたいからです。
実はわたしは休みの日を丸一日使って、noteを書いています。デザインの知識を発信したり、ポートフォリオを作成すること以上に、自分の考えをまとめることを優先しています。これには、大きく2つの理由があります。
① 分岐点
2020年は、まさに時代の転換期でしょう。わたしにとっても人生の転換期です。デザイナーの道を歩み始めているから。過去を振り返って自分の変化を記録しておくと、立ち止まりそうになったときの指針になることでしょう。
また、赤裸々に語ることで、過去のわたしと似た悩みを持っている方の希望になれたら光栄です。ありのままの自分の弱さと魅力、そんな自分をつくった過去を受け入れて、一緒に前を向いていく仲間が増えますように。
② win-win or no-deal
7つの習慣のひとつです。win-winとは金銭的に損をしないということより、お互いの成長に結びつく仕事ができるか、精神的豊かさに貢献できるかどうかが大切だと思っています。
わたしは人の価値観や想いを重視したデザインを目指しています。数字さえ出せばいいという考えの方はお断りしたいと思っています。想いが明確になった時に、その想いをカタチにするお手伝いができれば嬉しいです。
でも、よくわからない人に自分の大切な想いを託せないですよね。だからわたし自身をオープンにしておく必要があると思ったのです。
自分が何者なのかをわからないまま・語らないまま情報発信したり、技術だけを磨くことは、木が根をしっかり張れていないことに例えられます。
■目に見える部分
幹=商品・コンテンツそのもの
枝葉=デザイン、ライティング、動画編集など伝え方
実=提供できる価値
これらの土台となっているのが・・・
■目に見えない部分
根=価値観(理念・哲学)、アイデンティティ、ルーツ
目に見えるものは気を配って磨いていこうとするし、努力すればある程度は模倣ができます。忘れがちな目に見えないものは真似ることが難しいです。
でもね、根っこが弱ると木は倒れますよね?
目に見えない価値観=「想い」や「あなたらしさ」がすべてを支えているんです。これこそが人の魅力だと思うのです。
そして、土壌は環境や自身の知識・経験に例えることができると思います。
農業を知っている人は良くわかると思うのですが、その根を支える土壌もとっても大切です。いい土壌をつくるには、発酵した落ち葉や微生物といった一般的には不快感のあるものが役に立っています。
あなたの黒歴史やつらい過去も全部、大切な大切な養分なのです。
だから、この木のようにどっしりした根を張った人と仕事がしたいし、自分もそういられるよう努めます。そして、この写真のように人の目に触れるようにしておきたいのです。だから、このnoteを書いています。
でね?
2 なぜ「想いを届けるデザイナー」なのか?
自然と根っこから養分が全体にいきわたってくれたらいいんですが、うまくいかないときも当然あります。そんな時にデザインの力で実を結ぶお手伝いが出来たらと思うのです。
リンゴが実を結ぶには40~70枚の葉が必要だそうです。
3 わたしの価値観(想い)
「あなたの価値観を変えた出来事はなんですか。今後それは変わると思いますか。」
就活の面接で、印象的だった質問です。あなただったら、なんと答えますか?
21歳のわたしの答えはこうでした。
「初めて海外に行ってホームステイをしたときに、多様な国籍と文化、夢をもった人たちと出会ったことです。自分の見ている世界がいかに小さいかを知りました。もっといろんな世界を知りたいです。価値観は簡単には変わらないと思います。」
過去の自分を否定するわけではありませんが、今のわたしだったらこう答えます。
「今まで出会ったすべての人と経験と言葉が今の私を作っています。今後も多少は変わりますが、軸は大きく変わりません。こちらです。」
わたしの使命は、人々の「想い」を解放していくこと。
デザイナーとして仕事をしていくうえで最低限お伝えしたいことは以上です。
ここまで読んでくださった方に、少しでも気付きや共感を贈れていたら嬉しいです。
そして興味を持ってくれる方がいらっしゃいましたら、黒歴史を含む自伝(恋愛編・言われたことば編)を執筆中なので、そちらも見ていただけるとヒントになることがきっとあるはずです。
それでは。
自分を丸ごと受け入れて、自分の想い=魅力を解放して生きられる人が増えますように……♡
~えりち~
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