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迷える理想主義者が、デザインの専門家になることを決意するまで


こんにちは。えりちと申します。

デザインの専門職を目指して勉強中の事務職25歳です。


「なんとなくやりたいことや好きなことはあるけど、行動に移せない」「この仕事が本当に自分に合っているのかわからない」

という悩みを、つい最近まで抱えていました。

知識やスキルを学ぶ場所はたくさんはあるのに、「自分の人生におけるビジョンの立て方や、それを実現していくこと」を学ぶ場所がないことを不思議に思うのはわたしだけでしょうか?

・・・理想主義者だからかもしれませんね。

今まで、自覚がありませんでしたが、MBTIという性格診断テストを受けると、わたしはINFP/信念に基づいて、目に見えない精神世界を大切に生きる「理想主義者」でした。

MBTI気になる方は、ぜひ診断してみてください!


ちなみに、ぼんやりと当時から描いていた理想の世界は、「それぞれが思う幸せを、自由に追求できる世界」です。

つい最近、その理想に一歩近づくことができたので、今悩んでいる方の後押しになればと思い、記録しておくことにしました。


今の職場、もしかして自分に合ってない?


わたしは就職1年目で新規事業の準備担当者として一人で研修出向し、事業を持ち帰り、体制を整えていくという異例な経験をしました。

当時は、頼れる人が近くにおらず、法律を読み込むにも苦労しました。完璧主義も相まって、窓口対応も電話対応もとにかく全力でした


気が付いたら普通体型だったにもかかわらず10キロ減。ひさびさに会った元所属の課長に「あの子、痩せこけてたけど大丈夫か?」と心配されるほど(人づてに聞きました)。

大学生時代には全く無縁だった過敏性腸症候群や腎盂腎炎(おそらく自律神経の乱れによるもの)にもなりました。


電話越しで怒鳴られようものなら手が震え、上司の機嫌が悪そうなときには声を掛けることができずひとりで仕事を抱え込み、今思えばかなり疲弊していました。

【参考】これは最近知ったのですが、HSP(Highly Sensitive Person / 繊細過ぎる性質)の傾向があるようです。5人に1人は該当するとのことなので、気になる方はセルフチェックしてみてください。


心身は明らかに無理しているのに、頭では自分の限界を認めたくなかったんです。「優秀な新人」と言われ、成長する環境を与えてもらっていたので、期待に応えなきゃと背負い込んでいました。

対応後に「丁寧に教えてくれてありがとうね」と言ってくださる方が時々いました。その言葉と責任感とで、なんとかメンタルを保てていたのだと思います。


そんな中、資料を作成している時間だけは、安定して楽しかったんです。

作成した申請書の様式や、制度説明のパンフレット、図式たっぷりのマニュアル、事業報告書、事業管理台帳はわかりやすいと評判をいただきました。

独学で少しだけ学んだデザインの知識が活きたんです。

ずっとデザインだけしていられたら楽しいのになあ・・・と思いましたが、「それは甘えだ」と自分の中でブレーキがかかりました。

さらには内向的で慎重派です。自分には転職できないと思っていました。


自己啓発で、理想と現実の差が大きくなり苦しむ


難しいとは思いましたが、諦められない変な意地がありました。

だから自己啓発本を読んだり、自己分析ツールで診断したり、経営者の話を聞きに行ったり、インフルエンサーに会いに行ったり。

インプットにインプットを重ねて、アウトプットは皆無。

インプットの便秘状態です。

「勉強」して得たものは劣等感と混乱、そして「自分は他人とは違う」と変なプライド。理想と現実の差がますます大きくなって状況は悪化しました。

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2年目になった時、人事異動がありフレンドリーでコミュニケーション上手な先輩のサポートを得られるようになってからは、ひとりで抱え込むことは徐々に減り、電話対応にも慣れていきました。

でも、「自分の人生はこれでいいのか」わからず、心の奥にもやもやとしたものが残っていました。


「自己理解プログラム」の受講


迷走し続け、解決策と出会うまで2年かかりました。

八木仁平さんの「自己理解プログラム」です。これが凄いんです。4か月で「やりたいこと探し」が終わったんです。

外に探し求めていた「わたしの生き方」は、見えていないだけですでに自分の中にありました。

そして先日、プログラム修了者として、インタビューに答えさせていただきました。自分の考えを口に出すことに、苦手意識をもっていました。youtubeで顔出しして話すことにも、強い抵抗感がありました。でも、依頼のメールをもらった時、一切悩むことなく、即決でお受けしました。

そんな慎重派で内向的なわたしを決定的に変えてくれた、八木さん。

ブログもとても分かりやすいんです。自身の経験談や本からの受け売りではなく、いろんな年齢・職業・価値観の人から相談を受けて改良を重ねていらっしゃるので、刺さります。八木さんは、自覚していなかった固定概念を解きほぐしつつ、思考を整理してくれるんです。

自分の人生に迷いがある人は、まずはブログだけでも読んでみてほしいです。

プログラムは3か月で終わる設計になっていますが、わたしは強い固定概念・慎重さがブレーキとなり、立ち止まってしまった時期があって延長させてもらいました。でも八木さんは見捨てることなく、最後までサポートしてくださいました。

希望を託してよかった・・・!


プログラムを受けて得たもの


全10ステップで「好きなこと」「得意なこと」「価値観」が明確になり、自信をもってビジョンを言えるようになりました。自分の取扱説明書です。

自分の過去・今の自分の内面との対話・客観的な自己分析ツール・フィードバックといった多角的な方向から自分を見つめていくので、その内容に自信を持つことができます。

さらには、ブレーキを緩めるワークまであるんです。

八木さんは本も出版されるので、プログラム受けようか悩んでいる方がいれば、まず読んでみてほしいです。

※PRのようですが、自主的に書かせていただいています。他人軸ではなく自分の想いをもって夢中に生きる人が増えてほしいんです。特に、わたしと同じような、内向的で慎重な方にこそ!


これからのこと


わたしのビジョンは、「ブランディングを意識したデザインで、ヒト・カイシャに秘められた魅力を溢れ出させる世界をつくる」ことです。

今までは自分の考え・ビジョンに自信を持つことができていませんでした。

でも今は(まだ少し照れくさいけれど)友人にビジョンを話すことができ、「わからないことがあったら聞いてね!」「自分も勉強中だから一緒に頑張ろう!」と言ってくれる人もいます。

勉強って一人黙々とやるものだと思っていたけど、仲間がいることがこんなに心強いなんて。


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「秘められた魅力・大切にしている価値観(ビジョン)」を力でカタチにして育ててくことで、自分の人生を自分らしく、夢中で生きていくことができると信じています。

だから、わたしはビジョンをカタチするデザインの専門家を目指しています。

目的地は違ったとしても、それぞれの人生を夢中で生きていく仲間が増えることを願って。


~ えりち ~

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