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音声入力で小説は書けるのか(あるいは森博嗣の3倍の速さで書く方法)

速筆で知られる小説家は何人かいますが、例えば森博嗣は1時間で6,000字を書くと言われています。

西尾維新が1日8時間書いて2万字だったかな?

締め切り前の同人作家だとそのくらい書く人も結構いる印象ですが、いつでも出せるスピードと言うわけではないと思います。

実感として、ものすごく集中してやっと出せるかどうかというスピード。

森博嗣のスピードを割り返すと1分間100字。

一方、人は普通に喋って1分間300字です。

つまり理論的には、音声入力なら森博嗣の3倍早く書けることになる。

1時間に18,000字。

9万字の長編が5時間で終わります!!笑

肩も凝りませんしいいことづくしです。

そう思って、というだけではないですが、最近は音声入力を試しています。

昔は有料のソフトを買わなければならない印象でしたが、今はiPhoneやアンドロイドの音声入力ソフトが非常に向上していて、充分使えます。

この文章もiPhoneの音声入力で書いています。

(パソコンからでも、Googleドキュメントを使って音声入力できるのですが、句読点が打てないので)

スマホか、パソコンとマイクがあれば、音声入力はもう誰でも使える。

手でバタバタと打つよりも、確かにしゃべった方が早いと言うのは実感としてあります。

ただし小説が書けるかどうかは、私の場合は、現状では難しいです。

やっぱり話し言葉と書き言葉は違うよな、というのを感じています。

そもそも絵描きさんと同じく、文字書きにも手癖というものがあるように思います。

私の場合、文章の流れは頭でなくて手で書いているようなところがあるので、うまく小説の文章を発語する、ということができないのです。

キーボードを打ちながらでないと、文章が出てこない。リズムが作れない。

その結果、音声入力をやってみてはいるのですが、手で打つのと同じくらいのスピードを出せれば良い方という現状です。

ただ、これは音声入力というツールに不慣れなためでもあると思います。

もっと音声入力向きのもの(会話体だったり、こうしたブログだったり)を書いたり、書き方に慣れてくれば有効な手段かと思うので、試していきたいです。

だって森先生の3倍書けるかもしれないんですよ…!笑

めちゃくちゃ早く書けるようになったらまたご報告します。

参考▼

http://katsumakazuyo.hatenablog.com/archive/category/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E5%85%A5%E5%8A%9B

経済評論家の勝間和代さんが色々試行錯誤されてるブログ。

ブログは音声入力しており、それにより更新速度が上がったことを公言されてもいます。

https://note.mu/kensuu/n/n9990e1e625cd

けんすうさんのnote。

音声入力によりブログを書いており、それによって書く内容も変わるのではないかという仮説を提示されています。

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