2022年10月25日

タートルトーク

完全にやらかした。現在朝8時。12時までには起きなければいけないが、まだ床についていない。
話は変わるが、僕は普段YouTube Shortsなんてものは見ないようにしている。理由は時間を溶かすからだ。おそらくTikTokが世界的に流行してからだろうか。最近YouTubeを始めとしてLINEなどでもこうした短い動画をひたすら見続けられるサービスが増加している。若者を中心に、長い動画から短い動画を何本も流すスタイルへと遷移している。僕はそういうものに「絶対にハマる」という正しい警戒心を抱いている。暇さえあれば、暇なんてなくても一日中SNSをパトロールしているスマホ中毒者の僕がそんなものを見出したら一体どうなってしまうのかなどということは考えるまでもない。間違いなく生活が崩壊する。だから、TikTokが出始めた頃は中国に個人情報が流れるんじゃないかとかそういう恐怖心からインストールを避ける人が多かった中で僕は「そんなもの見たら止められなくなるからダメだ」という理由でインストールを避けていたし、今もTikTokはインストールしていない。だがYouTubeははるか昔からインストールしており、YouTube Shortsは自制して見ないようにするほかなかった。
しかし今日、急にたがが外れたようにShortsを見出してしまった。下へのフリックで次の動画を再生させると、大体好みに合わせたものを流してくる。そんなアルゴリズムは分かっているのだが、それになかなか逆らえなかった。話は元に戻る。朝8時。それまで3時間ほど、各1, 2分しかない動画をずっと再生し続けてしまったのだ。その前に朝5時まで何をしていたんだという問題もあるが、3時間もShortsを流し続けてしまったということについて、現在どうしようもなく後悔している。
ちなみに何を見ていたのかというと、タートル・トークである。ディズニーシーのアトラクション、タートル・トーク。ウミガメのキャラクター「クラッシュ」とリアルタイムでお喋りをし、周りの人はそれを聞いて楽しむという老若男女に人気のアトラクションである。昔行ったことがあるはずだが、その記憶はもう残っていない。どういう訳だかタートル・トークの動画に行き着き、そこから延々タートル・トークの動画ばかりが流れるようになり、僕も抗うことなくそれを見続けていた。何が凄いってその話術。笑いを取ると言うだけでも凄いが、相談内容に良い話で返したり小さい子どものめちゃくちゃな問いかけにも上手く答えたりと、その対応力には驚かされる。さすがプロの仕事と言ったところなのだろうか。クラッシュに引き出しがあまりにも多いせいで、この変化球にはどう対応するのだろうか、という期待感を寄せるようになり、ありとあらゆるタートル・トークの動画を見続けさせられる羽目になった。それでもネタは尽きないのだからクラッシュは偉大な亀である。あまり詳しくないのでよく知らないが、コメント欄を見ているとクラッシュの中の人には色々個性があり、この人の場合はこういう持っていき方をしがち、ということを分析している人がいた。さすがディズニー、奥が深いコンテンツだ。
独りでディズニーに行くほどディズニーそのものに興味がある訳では無いし、一緒にディズニーに行く人も居ないので長いこと行っていないが、タートル・トークはかなり行きたいと思ってしまった。機会があったら最優先したいところだ。

ところで、寝る時間が無い。困ったな。クラッシュは、寝る時間が無い時はどうしていますか?

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