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タイラカ
2022年8月31日 01:05
あまりに自然に日常が始まる。昨日までもずっとそうだったかのようなほどに滑らかに音もなく窓から日が差し込む。起きなければならないのは13時だ。それまでは寝ていようが何していようが自由。だから僕は精一杯抗った。朝9時の強い日差しに背を向けて黙りを決め込んだ。日常の軌道に戻るのを数時間遅らせたところで、容赦なくその時は迫ってくる。諦めたかのように、昨日までもずっとそうだったかのように、スっと起き上がり