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ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』②

クライマックスに入りそうなのに、まだ第3話からの続きから。
どうしても日向の考え方が素晴らしいと感じてしまうのは私だけか。

佐弥子が図書館にて、コンペのアイディア出しに悩んでいるところで、資料を探していた日向さんと会うのだが、その帰り際の会話。

日向:どんなに新しく斬新なアイデアも
成立させるためには現実的な問題や事情をクリアする必要があるでしょ?
日向:すでに世の中にあるものを参考にするより
自分の発想を大事にしたほうがいいんじゃないかな
佐弥子:自分の発想か…

『マイ・セカンド・アオハル』
佐弥子と日向の会話より

この後日、デート(佐弥子だけがデートと思い込んでるだけであったが)に美術館へ誘われて、現代アートの楽しみ方がわからないと質問する会話

日向:佐弥子ちゃんはこの作品にはどんな意図が込められていると思う?
佐弥子:えっと、
分断されてしまった世界へのアンチテーゼ、、、とか
〈しまった何か頭いいっぽいこと言おうとして逆にバカっぽくなってしまった〉
日向:イイダコ、いや、ホタルイカ?、からし酢味噌
佐弥子:〈まさか私以上にバカっぽい返答がくるとは〉
日向:(作品のタイトルと説明を見て)”「シュリマズム」
もともと活動家であった作者が あらゆる不遇をしいられ続ける 市民の心の葛藤を描いた作品”だって
佐弥子:へぇ。ふたりとも不正解でしたね。
日向:それでいいんだよ。つまり好きに受け取ればいいってこと
その作品にどんな意図があるのか。
どんなテーマが込められているのか。
自由に想像したり 自分なりに考えたりするのが
現代アートの楽しみ方だと思うんだよね。

ちょっと頭でっかちに なってるなって時は
ああいう抽象的な表現に触れるといいんだよ
自由に想像して考えて
物事を多角的に捉えることができるから


佐弥子:多角的に?
日向:うん

『マイ・セカンド・アオハル』
佐弥子と日向の会話より

毎回なんだかんだ、日向さんはいい事いうんだよな。
これらの日向語録、いいなぁ。(本来は作家さんをほめています)
安藤政信さん自体も、RED SHADOW 赤影 の時にめちゃくちゃ格好良くて、あの頃から20年以上経っているのに、たいして容姿が変わっていないのがすごい!何を食しているのだろう?

内容に戻るが、まぁ、結局この後(第4話)、日向さんの元奥さんが登場してきたり、でも元嫁もすっごくいい人なのになんだか勝ち目ないなぁと、佐弥子の心からラブモードが消えてしまう。

一方、日向の方は、恋愛偏差値がかなり低めというのか、天然すぎて、自宅で真凜とパパである日向さんの食事中の会話がかなりおかしくて笑ってしまった。

日向:実は(佐弥子ちゃんに)LINEしたんだけど
ずっと返事なくて
真凜:でしょうね
日向:え?
真凜
1回目はオシャレして行ったらデートじゃなくて
2回目のデートはドタキャン
3回目のデートに元嫁連れてこられたら
私なら すぐブロ削案件だよ
日向:何だよ そのブロ削案件って?
真凜今生の別れだよ!!

『マイ・セカンド・アオハル』
真凜と日向の会話

と、まくし立てながら、かわいいけれどキッパリと言い放つ真凜ちゃんは最高に格好いい!!
これが普段のおしとやかな真凜ちゃんとのギャップか。

それにしても、台風の様にみんなの心を掴んで去ってしまった、すごく印象的な真凜の母、凛子さん役の山本未來さん。マジで素敵過ぎたわ☆彡。

続きはまた。
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