フリーランス、捨てる神あれば拾う神あり。
11月で、私のフリーランス歴も4年目に突入した。
そんな節目だというのに、ここ数日の私はキャリアメンヘラをしていた。
メンタルがヘラったのには明確な原因がある。
長くご一緒した企業さんとの契約が終わってしまったからだ。
(しかも収入の1/3くらいを占めていた企業…)
契約終了の理由は、会社の体制変更だったり、私のやりたいこととの兼ね合いだったりと色々あった。でも、どうしても私自身の力不足だった、という気持ちがある。
「あの対応がまずかったかなぁ」とか「求められてることができてなかったなぁ」とか、後悔してもキリがない。
長くご一緒していたクライアントさんだからこそ、契約が終わってしまった時のショックは相当なものだった。
画面越しの仲間に、会いに行った日
私のメンタルが落ちている頃、ちょうど1年ほどご一緒している2社の企業さんと、オフラインで会う機会が立て続けにあった。いつもは画面越しなので、気分はさながらオフ会だ。
1社は「いつもありがとうございます。頼りにしています」と温かい言葉をくれた。
もう1社は、私に本気で向き合ってくれた。
向き合い方は違えど、どちらも"チーム"を感じて「もっとこの企業を大切にしたいし、コミットしたい」と改めて思うようになった。
「捨てる神あれば拾う神あり」
フリーランスには、安定はない。酷な話だが、価値を発揮できなければ首を切られるし、時には会社の体制変更に振り回され、不況の煽りを真っ先に受ける。
「仕事が減ったから時間があいたよ!お仕事ください!」
そう伝えたら「ちょうど良かった」と仕事を紹介してくれるフリーランス仲間がいた。タイミングよく、ずっと応援してた企業さんが声をかけてくれた。
仕事が減ったぶんだけ、新しい出会いにつながる。そう思うとこんな不安定な働き方もわるくないと思えた。
***
「営業しても、なかなか仕事が決まらない」
「ご一緒してたクライアントさんとの契約が終わってしまった」
フリーランスをしていると、定期的にこんな悩みにぶち当たる。特に駆け出しの頃やライターなどの仕事では、なかなか継続できないと落ち込むこともあるだろう。
でもフリーランスこそ"捨てる神あれば拾う神あり"の世界。いまご縁がなくても、いつかまた一緒に仕事ができることがある。仕事が減ったぶん、新しい出会いがある。
そう思えたら、少しは前を向けるはずだから。
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