【入院日記】　「七週目　１０月５日」

　昨日と同じで朝から調子はイマイチ。良くないとまではいわないがすっかり腰痛は当たり前のようになってしまった。現実をまだ見たくはないが事態はさらに悪い方へと進んでいるような気がしてならない。

　リハビリまではジッとしていたのだが狂った婆さんがまた騒ぎ出したので少し早めではあるがリハビリ室へ。金曜日に知らされた病状を伝えてメニューから腹筋運動を除外したところ、今日はしっかり歩行訓練までできた。ということはリハビリ室で良かれと思ってやっていた腹筋運動も悪化の要因になっていたと言うことだ。

　リハビリはその目的の他にも多少の気晴らしにはなる。特に部屋の中で陰鬱としている時に狂った婆さんが騒ぎ出したりすると本当に気分が塞ぐ。

　そんなわけでリハビリから戻ってもデイルームで写経をし、ブログの更新などをしていた。写経のノートは今日で二冊目が終わった。

　部屋に戻るとほとんど昼前で、お昼ご飯を食べに戻ってきたようなものかも。

　お昼時は１２時半まではR1を聴いて過ごす。それ以前のラジオは朝の時間はQR、リハビリから戻ってきてからはLF、午後は比較的KRが聴きやすい。夕飯時はどれも似たようなものだが意外とRFが好みかも。RFの選曲の渋さにもついてこられるようになったかな。

　夕方の時間はデイルームで写経とPC作業をしていた。こちらもほとんど夕食ギリギリまでデイルームにいたと思う。こうしてデイルームでできるだけ座る姿勢を保ちながらその間にできることをしていた。

　しかし部屋に戻ると途端に腰の具合が悪くなり痛くて起きられない位にまでなってしまった。なんだか１日の努力がパーになってしまった気分だ。

　そこに妻がやって来たのだが、痛くてつらい顔しかできないので今日は早めに帰ってもらう。その後食事をし多少は痛み止めも効いてきた。今日は温感湿布も貼ってもらったが温感と言うよりはヒリヒリしているだけのような気分だ。やっぱり温めたタオルを当てるのが一番効果的だと思う。

　夕飯の後は消灯時間ギリギリまで写経やPC作業をしていた。デイルームの椅子は疲れにくいし、何より狂った婆さんの叫び声も届かない。Skypeでわんことご対面もした。いつになったらわんこと会えるのだろう■

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