#5. バカンスの国フランス
フランスといえばバカンス。
素敵なバカンスをー( Bons vacances )
なんていう挨拶は頻繁に耳にする。
学生の休み( les vacances scolaires )も例外ではない。
とても多い。たまげるほど多い。いや多すぎる。というのが率直な感想。
9月に新学期が始まり、10月、12月、2月、4月に2週間ずつ、7月、8月はまるっと休み。
おまけにフランスは週休3日制で、水曜は学校が休みだ。
そして、今年は年金改革( Réforme des retraites )に反対するストライキの影響で毎週のように学校でストライキが告知される。(告知だけで実際は実行されない場合もある。)
兎にも角にも合計すると年間約220日、60%は休みがある国なのだ。
これだけ休みがあると如何にして休みを過ごすか入念な準備が必要だ。
我が家も全く例外ではない。(我が家は幼児が2人)
ある家庭では、休み期間中、子供を祖父母に預ける。
ある家庭は、 学童( centre de loisirs ) に子供を預ける。
ある家庭では親が家庭で一緒に過ごし、またある家庭は一緒に旅行に出かける。
休みの過ごし方は様々だ。
しかし、学童も無料ではない。また旅行も費用がかかる。
(学童の費用は家庭の収入によって決まる)
金銭面もたかが休みされど休み、様々なやりくりが必要だ。
どこに行こうか、何をしようか。
考えたり、探したりするのはとても楽しい。
が、あまりにも休みが多すぎると若干苦痛だ。
故に、どうやって休みをやり過ごそうか。という問に変わってくる。
取り急ぎ、春めいてきたので次の休みは公園へ最近お気に入りの
ジャンダーム ( gendarme )という似非てんとう虫でも探しに行こうと思う。
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