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「好きなことで生きていく」本当の意味


私の2019年の目標の一つに「見聞を広げる」と掲げているんだけれど、色々な書物や映画を通して、今私なりに解釈できる「好きなことで生きていく」の本当の意味はなんなのか、アウトプットしたいと思います。


今、世の中が「好きなことで生きていこう」バブルみたいになっているけれど、実際私の周りで多く聞くのは「好きなことがわからない」フェーズにいる人たちを沢山聞くし、私にも相談がときどきくる。


世の中のこの流れのせいで、逆に「自分は好きじゃないことをやってるから、人生損してるんだ」みたいな感覚に陥る人も見かけるし、「やりたいことが沢山ありすぎて1つに絞れない」という学生からの相談もある。


2014年頃から「好きなことで生きていく」という言葉が広がり始めて、今の時代の生き方、働き方を象徴するフレーズになった。


インターネットを駆使して好きなことを仕事にする若者、インスタグラマーやブロガー、YouTuberといった、インフルエンサーと呼ばれる生き方をする人も増えていますよね。


2018年からフリーでファッションという好きなジャンルで「好きなことをして、感じたものをデザインしてそれを世に発信していく」ということをさせてもらいながら、次第にこの言葉に違和感を覚え始めていきました。

それは、自分がプロデュースしたものやフォロワーさんの反応や「いいね」の数を気にして投稿していた自分がいました。


本当は、自分が素直に思ったことを、ストレートに発信すべきツールであるはずなのに、返ってくる反応を意識している自分が嫌いになりつつあった感情をそのままにはできない時期がありました。


「他人によく見られたい、おしゃれだと思われたい、沢山のいいねが欲しい、バズるコンテンツを作ろう」


そんな呪縛にかられ、

これは本当の意味での


「好きなことで生きていく」なのか…


私が世の中の「好きなことで生きること」という本当の意味でたどり着いたのは、人に自分の存在を認めてもらいたいという承認欲求、つまり他者への依存しているということです。(今の所ね)


人の評価を全て数値化できるこの時代に、孤独や違和感を感じる人が増えていることをひしひしと感じています。


少し話はそれるけれど、
1年以上前に旦那から「The Heavenly Man(天国の人)」という本を勧められ、読みました。これは生きているうちに絶対に読んで欲しい1冊です。
ブラザーユンという中国人の実話です。

「すごく生きていく上で励まされるから、読んでね」


そう言って手渡された、この本は人生最大に涙し、そして激しくインスパイアされました。


多分、こんなに本を読んで、涙するのはおそらくしばらくはないと思います。


それを読んでまず感じることは、私たちは自分の考えや思いを表現できる言論の自由があることに感謝すべきだということです。


(いい時代に生まれてる、ほんと)


言論の自由がなかった時代、制限されていた時代から今、この時代までの変化を受けて、世界は#metoo(ハッシュタグミートゥー)や、#Times up(時間切れ)、と言うような、いわゆるこれまで黙殺されてきたセクハラや性差別、人種差別、虐待などを「もう見て見ぬふりをするのは終わりにしよう」という力強いメッセージを発信できる【ツール】も【自由】もあるのです。


生きることに没頭して、他人の評価や視線が気にならないくらい、自然に自分の中から湧き出る言葉やコンテンツ、生き様、それが本当の意味で好きなことで生きていく、ということなんだと。

今、目の前にあること、与えられた環境、
出会った相手へ自分ができるベストを尽くすことに没頭する。


そして、それが本当に「好き」に変わっていくんじゃないかと、思うんです。


GW中に実家へ帰省した時に、両親と過ごすランチの会話の中で、生まれ育った町をもっとよくしていくためのアイディアがどんどん出てきてきて、考えが止まらなくなりました。


気づいたら、東京へ帰る新幹線の中で、企画書を作成し、町の復興政策課へ企画書を提出している自分がいました。


どうなるかは全くわからないけど、
最近の自分との対話の中で気づくことは


誰かの笑顔を作る場所
誰かの幸せな想いが増える場所
目の前の人の喜ぶ顔がみえる瞬間
そして孤独を感じる人が、そう感じない空間


ただそれを見たいって思って、
ただそれを創りたいって思って
いろんなプロジェクトが動き始めています。
そしてそれに必死に没頭できる(できつつある)のです。


楽しみにしていてください。
私も楽しみです。
もし、何かアドバイスがあったら是非教えてください。

今日はここまで。

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Elliy 
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