コロナパニックから学んだ人生で必要不可欠なこと
今日、早朝から外出する用事があり、
駅を降りて、信号を待っている間に、道路向かい側にあるドラッグストアに並ぶ長蛇の列が目に入りました。
そして、ドラッグストア前にはざっと、60人ほどの長蛇の列。
朝の9時前です。
信号を待っている1分の間に、その列は更にどんどん長くなっていきます。
用事が終わった1時間後、
列ができていたドラッグストアへ足を運んでみると
店員さんの、げっそりした顔に違和感を覚えながら
ないであろうと思いながら、マスクが置かれているエリアに行くと、
最後の一袋だけありました。
その1袋を、とても有難い気持ちで、購入。
マスク一袋を持って、レジへ向かうと
そのげっそりした印象の店員さんがレジへ入っていました。
「朝の、、、長蛇の列すごかったですね、、、大変でしたよね」
と、突然自分でも想像していなかった言葉が勝手に自分から出てきて、言葉が出た後に、「余計なこと、聞いちゃったな」って反省。
そうしたら、その女性店員さんは、失笑しながら、
「今の私たちには、コロナに感染するよりも人の方が怖いですよ」と。
そして、彼女はこう続けます。
「みなさん、心配なのも、、、わかるんです。
マスクやアルコール消毒、ペーパー類が心配でたくさん購入したいのも分かるし、品薄だと怒る気持ちも、、、わかりますけどね、、、今の今まで、大変ですよね、なんて、言ってくれる人なんていなかったから、、、」
っと、彼女の言葉の語尾が震えるのを聞きながら、私は支払いを済ませた。
唯一、伝えることができた言葉は、
「お姉さんのせいではないから、大丈夫。
でも、、、みんなのために、ありがとうございます。」
どんな言葉をかけるべきか、自分が彼女の立場だった場合を考えると
苦しくなった。
ドラッグストアだけではなく、医療関係者、教育現場、そしてお子さんをもつ全ての親御さんも含めて、今どこかで、誰かのために必死に対応してくれて、働いてくれている人たちは、
懸命にこの状況を耐えている、ということを、
もう少し、私たち大人は考えて発言と行動をしなければいけない、と
思ったんですよね。
そして、そんなことを思いながら、帰り道にカフェによって
コーヒーを待つ間
「卒業」と書かれた文字の式紙にメッセージやデコレーションをしている女子集団がいました。
私は、自分のコーヒーを受け取るまでの間、
彼女たちの会話を聞いていて、その集団はどこかの学校のチアリーディング部の子たちだということが特定できました。笑
話を聞きながら、ふと、今まで大学でチアリーディングを指導してきた学生たちを思い出しました。
ちょっと、近づいていって(←怪しいけどもw)、
自分が大学でチアの指導をしていた過去を話すと、彼女たちはとても心を開いてくれて、
「卒業式がなくなっちゃったの?」と私が聞くと、
「予定されていた卒業式がなくなっちゃって、もうみんなに会えないから、
明日自分たち部活のみんなだけでも袴着て卒業式をするために色々作ってる!!で、そこに親も来てもらおうと思ってて、サプライズ動画とか作ってて、いきなり期限迫られてるから、今めっちゃみんなで必死なんだけど、やばい、マジ!!」
って教えてくれた。笑
と、残念そうだけれど、どこか力がみなぎっているのを感じられて嬉しくなった。
「学校も親も安倍さんも、もうできることがないんだったら
自分たちでやっちゃおうって話になった!」
そうだ。笑
この2つのシーンから私たちは、学ばなければいけないと思う。
私たち大人ができることは、
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希望を見せること
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今の現状を必死で忍耐しながら乗り越えようとしている人たちも、
人生で一度しかない瞬間を楽しみにしていた人たちも
みんな、必ずこの問題が終息に向かうと信じている。
今、目の前に不安そうな人がいたら、
私は、今日、彼女たちのどんな希望になれるか、を
すごく考えさせられた出来事が、
このたった2時間の間に起きた。
今日、この3月1日に決めたことは、
誰かの希望になれる生き方をしよう、と決めました。
There is always hope.
XXX
Elliy
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