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ギャンブル依存症の父と認知症の母、家族の苦悩とは?

前回の記事でもっと恐ろしいことになったと書きました。
その原因を作っているのは父です。

現在老々介護で頑張っていると思っていました。
元々家事なんて一切やらなかった人が、
ひとりで母を見ながら生活しています。

今までの父からみればとても頑張っていると思います。
だって今まで母がいたから生きてこれたような人ですから。
何をするにも母に聞いてから行動。
金銭感覚ゼロ、あるだけギャンブルにつぎ込む。
こんな父を愚痴をいいながらも見捨てることなく
ずっと寄り添い続けてきました。

母が元気なときはある程度ギャンブルも控え
使えるお金がなくなれば家で布団から出ることなく
毎日TVを見てビールを飲んで寝る。
そんな日々を送っていたので
父の方が早くボケると思っていました。

もし母が先に逝ってしまって父だけ残ったら…。
この恐怖感は持っていましたが、
まさか母が先に介護状態になってしまうなんて、
想像もしていませんでしたからとてもショックでした。

母の家系は短命なので、今まで認知症になったひともいませんでした。
経験もなく突然訪れた認知症。

それを知って私は、すぐに父から母の資金を奪わなくてはいけないと思い、
妹と相談の上、家族会議を開くことにしました。

とても大変だったのが銀行の手続きです。
この件は長くなるのでまた別の記事で書きます。

とにかく父がいつでも引き出せる口座を持っている状況を、
一刻も早く回避しなくてはいけません。
まずはある程度の金額は使えない状況を作るため、
外貨預金にしました。
途中解約すれば大損するから使えないと、父には言い訳ができるからです。

現在ある預金はすべて母のものです。
しかし父は自分のもののように、お金の心配をします。
父と母の年金だけでも十分暮らせるはずなのに、
今でも私にお金はどうなっているのか?
そればかり聞いてきます。

あまりにしつこいので
「二人の年金だけでも全然問題なく暮らせるよね?」
そう聞きました。
父は「大丈夫」そう答えてはいましたが
先日父がキャッシュカードを持っている口座の記帳をすると、
年金振込からまだ1か月も経過していないにもかかわらず、
35万も引き出されていたのです!!

妹が父の行動をGPSで確認しているようでして、
年中競輪に通い詰めていることを把握しています。

最悪だったのが母の介護認定で、
ケアマネが来る日にまで競輪へ行っていたことです。
ギャンブル依存症の人間がいると、まわりの人間が本当に被害を被ります。
唯一の救いは借金はしていないであろうということだけです。

現在母の銀行口座を整理していっているのですが、
残る口座を早急に解約して、すべてこちらで管理できる環境作りをしたいのですが、それまでにまだ1か月弱はかかりそうです。
この間にすべて使われてしまわないように、しっかりチェックしていかないといけません。

子供がやっと手がかからなくなってきたところでの親の問題。

これが普通の会社員だったら、とても手が回りませんでした。
会社員を辞め、フリーになったからこそ余裕をもった生活ができているのです。もし使われている身だとして、年中休んでいたりしていたらクビにもなりかねません。

ヤングケアラーも社会問題となっています。
自分が働きたくても働けない状況は、いつ訪れるかわかりません。
そのために重要なのが、労働収入だけではなく、
資産所得を構築することです!!

そのための方法をnoteでも公開していきますので、
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