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寂しさの憑依 #13

こんにちは。インドで育児奮闘中のEllieです🤧

HSPだからか、他人の悲しみとか寂しさとかネガティブな感情が飛び移ってくることがよくあります。
といっても、本当に悲しいかどうかは、その人ではないのでわからないのに、です。(ここがHSPのポイントですよね)


映画やニュースを見るだけで、その人が乗り移って数週間も悲しみに暮れることもよくあります。
 HSPという存在を知り、そのコントロール方法を知れたのは、とてもとても生きる上で楽になったように思います。




さて、そんな私なのですが、今日久しぶりにだいぶグッと来ました。
コントロールできるようになったとはいえ、寂しーい気持ちがやってきました。(これを書いてる現在はもう平気ですが…)




いろいろ省き、結論だけ書くと、
同じマンション内に娘より1才上の女の子がいるのですが、その子が最近娘の持っているものを奪ってみたり、遊んでる遊具を横取りしたりするのですが…
それが、寂しさから来ているのだと気付いたのです。


よくよく観察をしていると(お散歩の時間が同じでよく会う)、娘だけでなく、いろんな子に同じようにしているようです。


娘は娘で執着心がないのか、体格差に気付いているのか、今日もボールを持っていかれたら、じゃあ違う遊びでもするか!と飄々と消え去ったんです…
そしたらなんと、ずっとついて来たんですよね。
(もちろんボールは奪ったまま😂)


これはねー、健気でグッと来ました。
この行動は、性格ではなくて、この子の環境がこうさせてるんだなー。と感じたのです。


これは私の推測ですが、
普段、彼女と向き合ってあげる人がいないんじゃないかな?と思ったんですよね。


ご両親はハードワーカーらしく、いつもシッターさんがお散歩に連れているのですが、そのシッターさんに以前から違和感を感じており、人のものを奪ったり、押し倒したりしても、特にその子に注意はせず、私たち大人に、彼女におもちゃを渡さないで、と言うだけなのです。


なんか違うよな〜と以前から感じていて、夫にも意見を聞いたりしていました。
(どこまでが彼女の仕事範囲かわからないので、難しいところですが🥺)



たまたまか、それが原因かはわかりませんが、いつも彼女とお散歩していた男の子も今はお散歩の時間を変えてしまったようです。思い返してみると、最近一人でお散歩してたなーと。





今はありがたいことに、娘と向き合う時間がたっぷりありますが、今後生活がどうなるかわかりません。
自分が心に余裕がなくなりやすいので、
娘が寂しい時に「寂しい」と表現できる環境づくりは忘れてはいけないと実感させられました。




その子のご両親もたぶん愛情はたっぷりで、
彼女はいつもリボンをたくさん付けて、光るスクーターとか、ピンクの自転車とか、みんながうらやむような持ち物を身につけいているのです。
でも、もしかしたら、そういった物質的なものを手に入れれば手に入れるほど、彼女は寂しさを感じているのかもしれない。と思ったのです。





初めて会った時はまだ単語をポツリポツリと話すくらいだったのですが、あれよあれよと成長し、今ではドラマのマネを見せてくれるくらい流暢に話し、他人の子とはいえ、かわいいのです。


私の悪い性格で、こういった感情に流されて、大切なものの優先順位を前後させてしまうところがあります。
自分は自分を見失わないようにしたいのですが、彼女ともっと仲良くなれたらな〜と思っています。

Ellie

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