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時間の使い方を選択する方法

生前整理は「時間の使い方を選択する」ことだと思っている。

このまま衣食住をなんとなくやっつけて、歳を重ねること以外の変化は特段なく暮らすのか。過去の自分に片をつけて、新しいことを始めるのか。

人間関係を整理してお中元や年賀状をやめたら、家庭菜園の苗や土を買うお金にはなる。
不用品をメルカリやジモティーで売ったら、ずっと興味のあった習い事の体験教室に行くくらいの資金はあっという間に作れる。街の広報を見ると格安なワークショップが載っている時もある。
写真を整理したら自己肯定感が上がって、家族や友人との時間を大切に過ごせるようになるかもしれない。

家に眠らせている時の止まったモノを整理すると、自分自身の時間もコトリと動き出す。まさに時計の歯車のようにモノと自分の時間は関係している。

光も風も通らない所でたくさんのモノを放置していると、錆びついたように自分も動きにくくなる。それは抽象的なことではない。
衣類が多すぎてお気に入りの洋服が見つからなかったり、家事の全てに時間がかかり自身をケアできず眠りにつく日々を過ごすことになるからだ。
その状態で新しい出会いがあるような場所に出向くのは、優先順位が下がりがちになる。

だからこそ、キャリアップや転職を考える30〜40代にも生前整理は必要だと思う。子供が保育園や幼稚園に通うようになって、社会復帰しようと思った時に身軽に動けるように歯車をピカピカに磨いておこう。


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