【旅記録】 また会おうね 鎌倉・材木座にて
今日もおつかれさまです。
友人が鎌倉を訪れてくれた日の思い出。
写真とともに振り返るnoteです。
たまたま、かながわ
大学の社会学研究室の同期だった彼女。
4年生の終わりからよく喋るようになり、翌春には彼女の住む町を訪れたこともあった。(当時のことは下の記事より↓)
5月。
ふと、彼女のことを思い出し連絡を取ろうとしたら、ちょうど彼女から連絡が届いた。
なんと、引越しをし湯河原町で働いているとのこと。
私が住む鎌倉とは、電車で1時間ちょっと。
しかも、会いに行きたいとすぐに伝えてくれた。
会いたい人が、会いに来てくれる。
これ以上に、嬉しいことはないと思った。
かたる、かたる、かたる
日程を調整して、いざ当日。
地元民に人気のレストランで待っていると、しばらくして彼女が現れた。
約1年ぶりの再会。
だけど、彼女はなにも変わっていなかった。
悪い意味ではない。
宮城で過ごしていたあの頃と同じく温厚で、でも芯のある彼女のままだった。それが嬉しくて、たまらなかった。
ある時は、「ピザ、おいしいっ」と目を合わせて感覚を分かち合い、
ある時は、この1年間の経験を互いに語り合った。
ふと周りを見ると、お客さんはほぼいなくなっていた。
なんせ、2時間も話がとまらなかったから。
でも、話したいことはまだまだ沢山あった。
と、1年前の自分は言っていたけれど。
今日も100点満点の幸せな日だと、もう確信していた。
うみ、すき
ずっと宮城に住んでいたのに、海は遠い存在だった。
本当はずっと泳いでみたかったけど、なんだか怖い気持ちが消えなくて。
でも、この日は彼女と一緒に海に行きたくなった。
絶対楽しいという予感がしたから。
砂浜に靴を並べて置き、おそるおそる足を海につける。
ひんやり かと思ったら、意外とそうでもない。
もっと行けそうだと思い、着てたロングワンピースを最大限まくって海の中へ。
子供みたいに笑って、自然を楽しんでいた。
海が好きで、森が好きで、動物が好きで、植物が好き。
人を支えるのは、何かを愛おしく感じる気持ちじゃないかと、そう思った。
おでん、おげんきで
海を存分に味わった後、私たちはギャラリーカフェ「John」へ向かった。
Johnは、地元に愛されていたおでん屋の跡地にオープンしたカフェだ。
その内装は、おでん屋の頃からあまり変わらず、古民家の雰囲気が色濃く残っている。
古き良き家屋に、新進気鋭の作家たちの作品が並ぶ。
思わずぽけーっとしてしまうほど、居心地が良かった。
メニューを見ていた私に対して、彼女はこう言った。
あの梁すごく珍しいね、と。
数年間、自然や地域に向かい合ってきた彼女だからこそ出た、“ 生きたことば ” だなと思った。
ケーキをいただいた後は、
研究室の同期と教授と飲みに行く計画を立ててみたり、雑誌をそれぞれ真剣に読み進めてみたり。
ずーっと居心地が良かった。
今日もまた、100点満点の幸せな日だった。
人生どうなるかは分からないけれど、どうか元気でまた会おうね。
今度は、私が湯河原に遊びに行く予定。
鎌倉に来てくれて、ありがとう。
2024.07.11 erica
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