WWⅡで砂漠、ジャングル、雪原から行く戦場選ぶとしたら

自分これ絶対砂漠だわ笑

ガチで一番砂漠がホワイト説あるくらい、他が過酷すぎる。自分は昔、運動会や体育祭の辛い思い出で炎天下が大嫌いだった。

ただ第二次世界大戦の記録や証言を調べてみるとジャングルや雪原の恐ろしさはシャレにならない。戦艦に乗ってる遠洋パターンも、海軍の陰湿な暴力キツすぎる。

熱さと、暑さと寒さであれば、自分は熱さが一番マシだと思う。凍傷や凍死はガチでキツイし、ジャングルは衛生的にヤバいしじめじめ雨が降る。もういっそのこと振らないで喉乾いてる方がマシレベル。熱中症で昇天できるし、砂漠戦は基本エリートしか来ていないので大事にしてくれる。高度な最新兵器を扱う同士の戦いと、誰でも使える武器同士の戦いだと民度が違うわけだ。

自分がドイツ人だという仮定だとしてロンメル将軍のところで対戦車砲として転用された88mm高射砲、通称アハトアハトや、ティーガーやパンターの砂漠仕様を見られれば毎日炎天下で辛くても楽しいし、最悪捕虜でもイギリス軍だ。

スターリングラードや満洲の敗者とかシベリア抑留で戦後20年奴隷コースだと考えれば、砂漠はマジでホワイト。砂漠戦は英独の純粋な騎士道のような戦いで、虐殺や虐待のエピソードも殆どないし古き良き武人同士の戦い感があって第二次世界大戦の数少ない人間味ある戦場だ。他があまりにも人間性を失っている。

実はナチスもスラブ人やロシアはいくらでも人間扱いしなくていいという方針だったのだが、英米のような西欧諸国はなるべく人間扱いするように人道的な戦争を心がけてはいた側面がある。もちろん擁護するわけではないが。

ジャングルは「緑の砂漠」と言われるだけあって、一見すると食料ありそうだが何もない。それどころか衛生状態最悪で、インパールのときもスコールの状態で敗走だ。

人肉というのは栄養になると見せかけて拒否反応のようになるらしく、食用には適していないというのを旧日本軍の南方作戦で知った。

寒さは日本ですら体験してみるとガチできつい。これは度々酒の飲みすぎて、真冬に路上で夜を過ごしたことのある自分が言うからリアル。もっと寒い本当に北風吹き荒れる場所で車を留めて、その車内で暖房無しでで過ごしたこともある。

自分は二日酔いで喉カラカラ状態のときに水を飲むとき、北アフリカ戦線のときのドイツ軍将兵になりきっている。戦車の上で焼く目玉焼きとか美味そうだなと思うし、かろうじて食糧事情はしっかりしていそうだな感はある。

まぁ一番ホワイトなのは砂漠や洋上でもアイスクリーム食ってたチート米軍なのだが笑

ただ共感するのは田舎から大量に徴兵されたソ連軍が、もう帰ってこないからと村の娘を抱かせてもらってから、厳しい戦場で配給されるウォッカを大切にとっておいて突撃する前に飲んでいたというエピソード

もしくはエリートの特攻隊員で、出撃する前に好きだった女子に電話するもその子は驚きすぎて答えられず、もう振られたんだなと言う感じで日本酒だけ飲んで機関砲で撃墜されるためだけに意味もなく散ったら、実はその子が覚えていて戦後お婆ちゃんとして涙ながらに「私は当時言えなかった」とインタビューに答えてるパターン

これ全部実話というね。

せつないよね、ほんと。

特攻隊かドイツ軍の砂漠戦か、イタリアでさっさと降伏するパターンが枢軸国ではマシだ。まぁ枢軸でも全然戦わなかったラッキーホワイト戦場はあるのだが。逆に連合でもキツイところはガチできつい。昔は雪原や極寒の戦場、市街戦に憧れてたけど絶対嫌だと思う。軍人同士の戦ならまだしも民間人が目の前で悲惨な目に合うのは見てられないし、したくもないし、してる同僚を見るのも嫌だ。でも、そういう極限状況ではしてしまうかもしれない狂気の戦場。今にもあるようなパワハラ上等上官のいるとことか嫌だし、自分が上官だとしても今村均みたいでありたい。

日本軍であれば本土防空戦で疾風や紫電改で戦うのもあり。毎日酒盛りだけで終戦だったところとかもあるにはあるらしいのでそこが一番だが。

ドイツはSSとか入ってたら血液型の入れ墨で絶対バレるというね。メンゲレは逃げ切ったけど、アイヒマンはモサドに突き止められた。高官や幹部ありなら青酸カリと拳銃常備してるのが逃げ切れるけど、それはヒトラーぐらいでゲッベルスもゲーリングも青酸カリだ。逆に拳銃だけだと東条英機のように失敗してしまう。絞首刑も抑留もはキツイので、敵軍に技術者として引き抜かれるパターンが一番マシなルートだ。ドイツ軍のロケット技術者は米ソ冷戦で活躍した人が多い。

抑留は悲惨よね、それまで自軍で偉そうにしてた上官が今度は敵軍の支配下で猛威を振るうという終わらない恐ろしさ。

正直、朝鮮の植民地時代、朝鮮人にとって日本人より朝鮮人の方が悪辣だったというエピソードを笑えないレベルでシベリア抑留時代の元日本軍将校が鬼畜だった話はもっと日本人というか東洋人の本質として伝えなければいけないように思う。中国古代史やポル・ポトを見てもアジアの残酷さはエグい。旧日本軍も中国大陸でやったことは鬼畜だと思うけど、国民党にしろ八路軍にしろ、そこに捕らえられた日本人もかなりやばい目にあってる。

西洋もだいぶ鬼畜なのだが、まだドイツ軍のVSイギリス軍がかなり騎士道の戦いに見えるぐらい第二次大戦が悲惨。これだけは語り継ぐべきことであるように思う。