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哲學思想日記 2023-W36 — 禁酒の秘訣

2023-09-04/10


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なぜ自然を裁かないのか? 人間が人間を殺せば死刑などになるのに、地震や雷や噴火が人間を殺しても地球を死刑に處そうとしないのはなぜか?

禁酒の秘訣を敎えてやろう。それは、飲酒者を「劣った人間」として見ること。「禁酒者である私こそ道德的に優れている」というルサンチマンがことのほか實用的。

今の私の人生には「餘生」という感覺がある。

思想と思想史と哲學との違い。

「〜という意味の單語がある」とはどういう意味なんだろう? つまり、イヌイットにはいろんな雪を表す語があるというとき。日本語でも「〜な雪」というように2語以上ならいくらでも表現できるのでは? というかそうでないと「xを示すn種類の単語」とか認識できないもんね。でも要するにイヌイット云々の言葉を言いたい人の氣持ちは、「同じ類の事象に對し語根の異なる單語が多くある」ということなのだろう。

『エミール』において、水の入ったコップに匙か何かを入れて錯視を假象と見拔くべく敎育させる例があるけど、あれはどうして假象ってことになるんだろうね? むしろ「人類は光學を採用しました」という定義なのかな?

猥褻という概念は明らかにおかしいと思う。どうおかしいのかは『児童ポルノという呼称を廢止すべき』で書きました。

記憶の目線。幼少期のころって、身長が當然今より低いけれど、今殘っている記憶としては、あまり視點の位置が今と變わっている印象がない。

選ばなければ仕事はあるのか?

就職課とか行って、倫理學を專門にしていると言うと、「倫理って社會でとても大事だし、これからもっと重要になっていく」としばしば言われるんだけど、倫理學のまさにそういうところが嫌なんだよなあ。


2023-10-23

写真:Image by José David Castillo Arias from Pixabay

今日の一曲: Sea of Problems / glichery


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