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「休眠打破」が、うまくいく

桜の開花のお話です。

2023年3月14日。
東京でサクラの開花宣言がありました。

それにしても早いです。
なぜ今年はこんなに開花が早いのでしょうか。

テレビでは、2月の冷え込みが厳しかったおかげで「休眠打破」がうまく行われたことが要因との説明がありました。
単に春先が暖かいだけでは、桜は早く咲かないようです。

「休眠打破」

まるで栄養ドリンクのコピーです。
聞き慣れない言葉でしたので、調べてみました。

【休眠打破】
休眠状態にある種子・冬芽・球根などが、ある特定の刺激を受けたのち、活動状態になること。

サクラの開花には、冬期に一定期間低温にさらされる必要があることが知られる。
デジタル大辞泉より抜粋


真冬の寒さによって、サクラの花芽は休眠から目覚めるのです。

いい言葉ですね!処世訓のような響きがありますね。
冬の寒さがあるからこそ、キレイに桜の花が開くのです。

人生で思うようにいかないことがあっても、「冬の寒さ」だと思えば乗り越えられそうです。

ただ冬が過ぎるのをじっと待つこと。
待っていれば必ず、春は訪れます。

しかもそれは自己成長のために、必要な要素のひとつなのです。
つらい時期があったからこそ、成長できたといえる謙虚さを持ちたいものですね。

「休眠打破」

いつか上手に比喩できるよう、自分の言葉として使いこなしてみたいです。
すてきな言葉との出会いに感謝して。

そして移り変わる季節の不思議を感じつつ、桜をめでたいと思います。
いよいよお花見シーズンですね。それにしても2月は寒かった!!

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