編集マクロ【入門編４】

こんにちは、よしもりです★
【入門編３】の「よく使う機能をショートカットキーに登録する方法」は、いかがでしたか？
極力マウスを使わないようにすると、作業効率が上がるので、ぜひ、よく使う機能はショートカットキーに登録してみてください！
今回は、エクセルの関数をご紹介しま〜す♪

エクセルの関数って？？

表をつくるときにエクセルを使う方が多いと思いますが、そのエクセルの能力を最大限に使えている方は少ないと思います！
エクセルの関数を上手に使うと、手作業が愕然に減ります！
その結果、作業効率もUPするのです♪

関数っていっても何ができるん？

関数、関数ってなに？という方にかんたんなたとえ話でご説明します。

AさんとBさんはそれぞれ個人書店を経営しています。２人とも毎月の売上や経費をエクセルで集計しています。
エクセルに、各月の売上を入力します。１月が638,000円、２月が734,000円、３月が526,000円、４月が・・・（注＊売上は架空です）
Aさんは関数の存在を知らないため、電卓で計算して、合計金額を手で入力します。
一方のBさんは、合計金額の欄に「=SUM(F6:F17)」と入力します。

この「=SUM(F6:F17)」が関数です。エクセルが式にしたがって自動的に計算し、結果を出力してくれます。

Bさんは、関数を使っているので、電卓で計算する必要もなく、Aさんよりも作業効率があがりました！

関数の種類ってどれくらいあるん？

ネットで調べてみると、なんと７４０種類以上！
こんなにもたくさんあったんですね、知らなかった！！
その中でもよく使う関数をご紹介します＼(^o^)／

①SUM関数
②MAX／MIN関数
③AVERAGE関数
④COUNT関数
⑤IF関数
⑥IFCOUNT関数

①SUM関数

さきほどのAさんとBさんのお話の中でもでてきたSUM関数！
これは、指定した範囲のセルを合計してくれる関数です。
「=SUM(F6:F17)」で１月から12月の売上の合計金額が表示されました。

②MAX／MIN関数

MAX関数は、指定したセルの中で１番大きい数を表示します。
=MAX(範囲)を入力すると、売上が１番多かった額が出ています(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ

MIN関数は、指定したセルの中で１番小さい数を表示します。
=MIN(範囲)を入力します。悲しいですが、売上が１番少なかった額が表示されています(´・ω・｀)

③AVERAGE関数

Averageは、日本語で「平均」ですね。これは、指定したセルの平均値を計算してくれます。
=AVERAGE(範囲）を入力するとB書店の売上の平均額が表示されます★

④COUNT関数

COUNT関数は、数値が入力されているセルを数えるて関数です。
たとえば、この列にはいくつのデータがあるのか知りたいときなどに便利です！
=COUNT(範囲)を入力すると、文字は無視して、数値のセルのみを数えます。
範囲の中にデータが33ありますが、表示されたのは16でした！
✍画像３枚

ここまでは数の計算や大きさにかかわる関数でしたが、文字に使える関数もあります！

⑤IF関数

条件によって表示を変えられる関数です！
式は、IF(論理式,[真の場合],[偽の場合])です。
たとえば、売上が55万円以上の月をチェックしたいときに使えます。
=IF(指定セル>550000,"●","✗")と入力すると、55万円よりも売上が大きいところには、●が表示されます。
一方、55万円以下の売上のときは、✗が表示されます。
✍画像５枚・おまけ３枚
（おまけ：条件式が「＞550000」のため、55万円は✗になります）

⑥COUNTIF関数

COUNTIF関数は、指定したモノの数を数えてくれる関数です。
式は、=COUNTIF(範囲,検索条件)です。
たとえば、箱の中に果物が入っています。数えたいけど、多くて数えるのが大変＼(-o-)／そんなときに使えるのが、COUNT関数です！
「りんご」をかぞえたいときは、=COUNTIF(範囲,"りんご")と入力します。
　※「範囲」には、ドラッグしてセルを指定するのが、かんたんです！
ぶどう・みかん・なしもりんごと同じように関数を入力します。
すると、それぞれの個数が表示されます★
✍画像５枚・おまけ２枚

おわりに

今回は、エクセルの関数をご紹介しました！
なんでこんなことを！？と思われるかもですが、次回の内容が、ここで紹介した関数を使っているので、少し詳しめにご紹介しました(^o^)
（本当は、次回のだけを予定してたのですが、書いてたら分量が多くなったので、急遽２つに分けました★）
てなことで、次回は関数を組み合わせて作業効率をUPする方法をご紹介します！