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【#002】ブラック企業撲滅宣言。  「間違いのないDXへの道」お教えします

こんにちは。前回「あかん職場をどんどんレスキューしていきます!」と宣言したELIMU I T SUPPORTです。エリムって呼んでください。今回は、あかん職場とそこで働く方々のブラック化を救う「DXの力」について書いていきたいと思います。

(今回のお話の関連YouTubeです。読了後にご覧いただけると幸いです)

なぜDXは必要なのか?

DXって、「なんだかイメージ先行で具体的に何ができるのかよく分からん」って方、案外多いかもしれません。簡単に言うと、「デジタル技術で仕事のやり方自体を見直したり、商品の質を向上させたりする」という意味です。

つまり、手作業でやっている複雑な業務をロボットで自動化してシンプルにしたり、AIで顧客のニーズをより正確に把握したりするということです。これまでのビジネスのやり方が根本から変わる可能性があり、意欲的な企業はすでにどんどん取り組んでいます。

特に中小企業にとっては、現代の競争を生き抜くために必要な手段になると言えるでしょう。仕事の効率を上げて業務をよりスムーズにしてくれる。上手くいけば、企業と社員のどちらも幸せにしてくれるのがDXという訳です。

近年、製造業の人手不足は非常に深刻です。少子高齢化で業務を支える人材はどんどん減少しています。限られた社員ばかりにしわ寄せが来ている場合もあります。

このような環境では、働く人もモチベーションが下がりっぱなしです。DXを進めない企業には、人が誰も寄ってこない…。あながち言い過ぎではないかと思います。

DXが進まない理由

しかし、中小企業は、DXの必要性を感じながらも、多くが実行に移せていないのも現状です。一番の問題は、知識を持つ人材がいないという現実です。大手のように専門部署を作る余力もありません。

デジタルに詳しい社員も中にはいるでしょう。しかし、得てしてその方は人手不足の影響もあり、本来の業務に追われていることが多いのです。進化のスピードが速いデジタル技術の習得に取り組む余裕などあまりありません。

DXのメリットを十分に理解できていない社員が多い場合、導入への一大抵抗勢力になっている場合もあります。「今までのやり方を変えるのは嫌だ!」という声、よく耳にします。

これを打破するには、経営者が自社にとってのDXの重要性を正しく理解した上で、社員の声に耳を傾けて理解を深め、DXで何をしていくのか決断していくことが肝要です。経営者視点の一方的なDXではなくて、従業員目線で進める。これが、現場が本当に必要とする役に立つDXとなっていくのです。

DXのメリットとリスク

DXの大きなメリットの一つは、人手不足の解決と社員満足度の向上が同時に図れることです。自動化やAIで人手を要する単純作業が減り、業務効率が上がります。社員もつまらない辛い作業から解放されます。

例えば、ロボットによる組立作業やAIによるデータ入力の自動化により、社員はより価値の高い企画や専門的な業務を任せてもらえるようになります。もちろんやりがい搾取はダメです。でも同じ働くからには、「自分が必要とされる仕事に就きたい」と思うのが、人の常ではないでしょうか?

一方で、DXの導入にはリスクも伴います。特に多いのが、新しいシステムへの移行に伴う業務の混乱です。「使い勝手が逆に悪くなった」という事例は山ほどあります。ベンダーなど開発者にDX化で何がしたいのかしっかりと伝えられなかったことから起こる事態です。結局、昔の古いシステムを併用する羽目に…費用と時間をかけたのにまさしく悲劇です。

これらを回避するには、DXの正しい知識を身に着けることと計画的に進めていくことが必要です。複数年にわたる事業計画を策定することで、投資リスクの分散にもつながります。専門家の助言など社内に知見を蓄積しながら、まずは小規模なプロジェクトから始めるというのもいいかもしれません。

また、小さな成功事例を重ねていくことは、反対していた社員の理解と協力にもつながります。DX化の成功には、全社的な協力が欠かせませんから、これも重要なポイントです。

正しいDX成功に欠かせない力

後悔しないDXを進めるために必要な能力があります。

  • 目的を明確にする力

  • 業務を棚卸する力

  • 適切なツールを選ぶ力

  • 教え広めていく力

  • フィードバックを集める力

  • 改善点を発見する力

例えば、人手不足を解決するためのDXを進める場合、現状の工程で人の動きはどうなっているか? どの作業がボトルネックか? 課題の解決方法は? 解決できるツールは? を導き出す力が必要となります。

ボトルネックとなる工程が中腰を強いられる環境だとします。腰痛になって休む人が続出してしまうのが原因であるならば、腰痛にならないパワードスーツを導入するという判断をすればよいのです。休む人がなくなって、不満の解消にもつながります。

この場合、社員のメリットという視点を持っていたかが、DXの成功を左右します。新しいツールを導入する場合であれば、導入前の段階でマニュアルを作成してしまい事前教育を行っておく。そうすることで、社員は導入後からストレスなくスムーズに新ツールに移行することができます。

DX導入に必要な要件づくりは、社内の事情を一番知り尽くしている社員自らでしか行えません。しかし、現状はベンダーやメーカーに丸投げしてしまうことが多く、外部の人間が独自の判断でツールを構築した結果、社員が必要とする機能が反映されていなかった…といった失敗につながっています。

つまり、前述の力をどう身に着けられるかが、DX成功の鍵ということです。では、どうやって具体的に身に着けていけばよいのか?…残念ながら、語るにはスペースが足りませんので、、、改めてお伝えさせていただきます。

DXの未来

DXにより、これまでのビジネスモデルは大きく変わりつつあります。未来の工場では、すべての機械がインターネットを通じて瞬時に情報を交換し、最適な生産ラインを自動的に作り出すと言われています。必要なものを必要な時にだけ生産できるようになり、在庫の無駄は大幅に減少します。

AIが消費者のニーズを先読みして、原材料の仕入量を無駄にならないように指示してくれる。より効率的で環境にも優しい新しい製造業の出現です。もちろん社員は快適な職場の中で働いています。きっと「この職場で働き続けたい」と思っていてくれることでしょう。

これが、私たちが実現したいと考えている「間違いのないDX」が広まった製造業の未来像です。いかがでしょう? 共感いただけると嬉しいです。

人手不足でお悩みの経営者のみなさん!
仕事がつまらなくて辛い社員のみなさん!

「あかん職場」と揶揄されないためにも、「この職場で働き続けたい」と実感するためにも、私たちとともに正しい「DXの道」を歩んでみませんか?


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