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「世界は愛でできているのよ。もう大丈夫」というキラキラ偽善の表の顔。「私が悪かったっていえば許されるんでしょ!」と開き直る裏の顔。それは同一人物の同時刻に起き、そのダブルバインドに自分が騙され続ける

昨日、一昨日と考え綴ったnoteで、
わたしは自分の中の「男性に対する恨みつらみ」が、ぜんぜん、成仏していないということに
気がつかされた。

脳みそは「よーし、男問題、わたしのなかでクリアした」。って思っていたのに。

というのも、一昨日のとある出来事がきっかけになって、あの文章を書くに至ったのだけれど、
ある程度の着地をもちつつ書き進めていたはずなのに
書けば書くほどに私の中の未消化なままで、自分の中に埋蔵されていた「男性を許さない」怒り由来の毒を掘り当ててしまったようで、最終的に自分が埋めたことを忘れたその毒を、麦茶と間違えて飲み干して死ぬ、という事件が起きた。

昨日の文章を書き進めていくにあたり、それは身体の感覚と脳みその感覚が「つながっていない」というざわざわした感じがあって。胸の部分に「愛」が不在。
右腕にずっと鳥肌を立てていて「口が勝手に言葉を喋っている」感覚、「恨みを纏った私の手が書き殴っている」と言う感覚がずっとあった。


それでも、それが「在る」とうことをガン無視して、文章の中では「愛のある男性もいるんだ」「世界には愛も溢れている」ということを自分の中で上書きして思い込ませようとした。

そんなことを無意識が進めるなかで、「さ、そろそろアップしようか。」としていたところに
ひとみちゃんから「これはただの恨み節ですね。自分のせいとは口ではいいつつ、相手のせいにしている感じが満載ですね^^」と、感想をもらった。ぜんぜん、男性に対しての恨みつらみが成仏していないのにきらきら「私が悪かったんです」みたいな顔してるね。と。
うわー。はい。この、「つながってない」感じはおそらくそれです。

自分の「想い」が「言葉」に乗ってない。から、それが違和感で自分も未消化なままだったのだ。

全然苦しい、まだまだ在る「男性への恨みつらみ」が成仏していないのにそれを見ないふりして、上澄だけ「クリアした!」といって目をそらしながら走り抜けようとしていた。

これが、ひとみちゃんの人材育成の真骨頂ですよ・・・・・。絶対に逃がさない。


“【トラウマを成仏させる】 絶対に、彼女は彼女の感情の都合で怒ることはない。 私にとってそれが必要だから怒ったふりをすることは、あるのだが。 私は、過去を投影し、彼女に怯える。彼女に気に入られようと、私は振る舞う。 そこに意味がないことを、毎回、毎回、一つずつ、解説してくれる。 わざと、そこを直視できるような出来事を用意してくれ、そこをもう一度通るように設定してくれる。そこを通った時、私は、恐怖で呼吸ができなくなる。 身体が萎縮して、視界が狭まって、声が出なくなる。 そしてそこを直視しないように、目を逸らしながら違う道を全速力で走り抜けようとする。 意味のない笑いを浮かべて、取り繕いながら、全力で走り抜けようとする。 その瞬間の私の首根っこを掴んで、「待ちなさい」と言ってくれる。 「ここにそれがある」ということを、直視させてくれる。”

そしてひとみちゃんとのやりとりで面白いところは
彼女からの指摘の受け取る感覚も、自分のなかでどんどん変わるところ。
はじめは逃げたくなるような、自分が燃えてなくなるような感覚で、完全否定されているようなパニックに落ちいり、生存欲求がマックスに高まるのだけれど、(そこでひとみちゃんに猛烈に攻撃しちゃう)何回もそれを繰り返すと「うわ!!!!!!これ!!!!!!愛やん!!!!!!」ってなって、呆然とたちすくむ。
で、今の私のフェーズは、「わたしずっとパニックで思考してた」=合理的で、相手の存在を大事にした選択を取っていなかった。という結論を「直視」できるようになり、その問題があらわになってくるのだ。

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本当に反省していたら、思考や行動は必ず変わるからね。
自分は平気なフリをして、自分が悪いと反省したフリをして
結局は自分は悪くない、ただの被害者だと思って生きてきているから
誰かや何かに縋って生きる姿になってしまうだけ。
縋る人は大体これ。
敗因やダメだった自分を分析して、見直すことに力を注ぐ人は、
基本的に自分でトライアンドエラーを繰り返すことに慣れているので
分析力を高めるために勉強はするけれど、縋るというコマンド自体が存在しないんだよね。
分析、対応する力が足りないのであれば、もっと勉強しよう、で、その自分で解決しよう、と
周りの手を借りながらも自律的に前にズンズン進んでいく人。
誰の話を聞かないでもない、人に縋り付くでもない
それが、人として人のなかで学びながら成長するという健全な姿ですよ!

金子ひとみとのやりとりより

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この言葉をもらって、私は
自分の恨みが凄まじいことを自覚した。

男性と私の問題は、ぜんぜん、成仏なんかしていない。
けれど、男性と、やりとりすることは暮らしの中で避けて通れず
日々向き合わなくてはいけない。だから「大丈夫」と、きらきらした言葉で蓋をしようとしていたのだった。

どうやったらもっと愛でいきられたのか。

男性との問題をどうしたら、男性を、自分を、まっとうに愛せていたのか。

もう少し考え、感じる時間が必要そう。


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