山口県長門に移住する(37)：心を解放する

今、できることは何か？
と、ここ何週間か考えている。
未だ、答えは出ない。

欲しかった土地が手に入り、
解体工事も終わった。
設計プランも練り上がり、
念願の食堂＆民泊の建設が
いよいよ始まる。

私は毎日現場に通い、
大工見習いをする。

はずだった。
でも、そうならなかった。

これでいこう！と、思える
設計デザインができあがらなかったから。

原因は、
私の認識不足と勉強不足。

設計を最初からやり直すことにした。
半年くらいかかるだろう。

その半年の間、
何をするべきか？

いや、
何をやりたいのか？

「何をやるべきか？」と、考える時、
心は、シュンと萎縮する。

何をやったら楽しい？
と、考えると、
心は、う〜ん！
と、大きく伸びをして、
ぽつぽつ、アイデが湧いてくる。

空き地をお花畑にする、
Pop upビアガーデンをつくる、
流しそうめん大会を開催する、
あ、月一でコリアン市場もやりたいな〜！

やりたいこと、楽しいこと、を考えると、
「やるべき」コトも具体的に出てくる。

まず、上下水を通さないと、
庭用の流し台もつけよう。
太陽光のライトも設置して、
テーブルと椅子も運び込んで、
等々。

そして、やるべきコトも
面倒くさくなくなる。

だって、私がやりたいこと、楽しい、
と思うことを
実現するためのプロセスだから。

誰かにやれ、と言われたからでも、
やらなききゃいけない、からでもない。

心は、意外に単純だ。
「べき」から解放されると、
自由に飛び立つ。
「べき」でさえ、楽しくなる。

様々な縛りから、心を解放しよう。
昨日より今日、
今日より明日、
もっと自由に考えよう。

こう書いて、思い出すのが、
故Sir Ken Robinson。

Ken RobinsonのTED Talkは秀逸だ。
面白おかしく、
そして、スゴイ説得力で、
自由な心、創造力の大切さを伝えてくれる。
世の全ての人に見て欲しい。

How to escape education's death valley

(冒頭の写真は、故Sir Ken Robinsonの著書
「Out of Our Minds - the power of being creative」の表紙）