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憧れの京町家泊@カンデオホテルズ京都烏丸六角

これから紅葉が色づこうとしているこの季節に、春前の記録を載せます(笑)
桜が咲く少し前、2泊3日の京都観光に行ったときに宿泊したホテルのこと。

京都というと大学生活を過ごしたなじみのある町なのだけれど、実を言うと宿泊ってしたことないなと。灯台下暗し、ってやつ。

そんなわけでホテル選定を一任してもらい、最近のマイブームであるホテル滞在をとっておきのものにすべく、鬼のリサーチを敢行。

今回えらばれしお宿は、

カンデオホテルズ京都烏丸六角

惹かれた理由を簡単にまとめるとこんなかんじ。

  • 京町家に泊まれる、共用部で町屋を堪能できる

  • お部屋の水回りのデザインがとても可愛い

京町家に泊まれる!

京町家って泊まったことあります??
実家が京都市内という方は当たり前の世界なのかもしれないけれど、こちとらそんな文化は持ち合わせていないもんで、町屋と聞くだけでワクワクしてしまう。

明治時代の人が実際に暮らしていた場所で(カンデオホテルズ京都烏丸六角は明治時代の伴家住宅)、今もその空間が残っていることにトキメキを感じるし、純粋に建物ってすごいなぁと思う。歴史好きの皆さまが全国各地を回るのはこういうことなのでしょうか。

京町家という言葉は知っていても、定義までは知らなかったのでおさらい。

昭和25年(1950)以前に建設された木造建築物のうち、伝統的な構造及び都市生活の中から生み出された形態または意匠を有するものを定義とする。

京町家とその暮らしの文化|まち・ひと・こころが織り成す京都遺産|京都の文化遺産

建物に現れるその時代の暮らしや生活が垣間見える造りにときめく私は、そんな京町家に泊まれることを知った瞬間とほぼ同時にリザーブ。全国旅行支援とふるさと納税京都宿泊券を召喚しました。ありがとうございます。

では早速。

外観
外観
エントランス
エントランス

まだ入口ですがここが優勝です。京町家そのものの外観に、青いのれんのかかった入口。そして入るとすぐに広がる畳の間。さらにふんわり漂うお線香の香り。自分の記憶においてこの香りが懐かしいものではないはずなのに、「懐かしい〜」と溢してしまう不思議。ばーちゃんち、こんな匂いしたことないんだけど。

別アングル
別アングル

中庭もあるの最高じゃない?

キラキラトキメク
キラキラトキメク

のれんをくぐってフロントに向かう道中、こんな照明に出会えます。あたたかい色の光を灯すガラスの照明がいくつも下がっていて、写真におさめるとプラネタリウム並に美しい…!和の空間に設えてあるのがまたよい。

共用部①
共用部①
共用部②
共用部②
共用部③
共用部③

共用部の至る所に、自由にくつろげる空間が創られています。座卓からYogiboまでインテリアの幅が広いのに、どこか落ち着いた空間として仕上がっていて。ここで半日は暮らせるはず。たぶん。

フロントtoお部屋
フロントtoお部屋

実際のところ、京町家の建物を楽しめるのはフロントまで。お部屋は京町家を抜けた奥にある別棟で、この渡り廊下(外だった)を通ってEVに乗ります。和から洋への動線がやわらかく設計されていて、違和感なく移動できる。

キングベッドのお部屋
キングベッドのお部屋
タイルが可愛い洗面スペース
タイルが可愛い洗面スペース

お部屋自体はブラウンで統一されたシックな雰囲気。その中でも、洗面スペースのタイルに心惹かれたのです。伝わりづらいけど、赤っぽいブラウン×ホワイトの模様でカジュアルダウンされていて、鏡の前に立つのがちょっと楽しくなる。

スパがあるのでお部屋にはシャワーしかないけれど、これもオーバーヘッドシャワーで小洒落た印象。(ちなみに土日はスパがずっと混んでる。)

客室のラインナップは、内装こそほとんど同じだけど上のランクになると室内にプライベートスパがにあるらしい。セレブ〜!


そんなわけで、初めての京町家宿泊記でした。

BARとかレストランもあるようですが、なんせ四条と烏丸の間という立地バツグンなホテルなので今回は外で食べることにして、利用せず。
おつまみも販売しているので、お酒を持ち込んで嗜むというのもいいですね。

全国旅行支援も終わってしまったのでこれからのシーズンはかなりお高めなお宿になりそうですが、機会があればぜひ!

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