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学童保育の思い出〜子育てのヒント〜遊びたいのに投げる叩く

いらっしゃいませ😊 おかえりなさい🍀

児童クラブには、個性豊かな年齢の違う、いろんな子ども達が通っています。
静かに本を読みたい男の子や 座っているより飛び跳ねていたい女の子。
それ程広くもない室内で、思い思いに遊んでいます。机でカードゲームやボードゲームをしたり、床にブロックで作った動物園ができていたり。
笑顔いっぱいで楽しんでいる様子を見るのは、指導員には宝物で、仕事のモチベーションでもあります🥰
しかし…

仲良く遊んでいると思ったら、叫び声が!
『やめてよ!』 『くるな!』
周りの子ども達も、一人の男の子に注目しています。
 あちゃー!ブロック蹴飛ばしたかー
職員が駆け寄って、その男の子に声をかけました。
『みんなが遊んでいるものを壊しちゃダメだよ。
ごめんねしよう。
こっちで遊ぼうか?』
言ってる横で、今度は机に並べてあるカルタをバラバラに…
ここでも絶叫が!
おもちゃ棚からあれこれ出して、試しては投げ試しては投げ…
これが勃発しやすいのは、春休みと1学期の前半です。
環境、新しいお友だちやルールに馴染めない新入児童に見られる行動です。
気持ちはわかります。

遊びたいんです。初めての玩具で遊びたい気持ちを抑えられないのです。
みんなが輪になって遊んでいるところに自分も混ざりたいんです。
『投げちゃダメよ』『仲良く遊んでね』では、行動は変わりません。
甘やかされて我儘というより、怒られ慣れていることが多いです。
そして、思いを誰かに伝えることに慣れていないのです。
適切な言葉が出ないから、人を驚かすような行動をとってしまいます。
ここは、コミュニケーション能力と社会性を伸ばすチャンスです。

先ずは、指導員との信頼関係作り。敵では無いことを覚えてもらいましょう。
ハグ大好きです。言葉にできない気持ちをわかってもらえると安心します。
離れた場所から大声で注意されるのは苦手です。本人が、『しまった!』と、思っていてももうどんな言葉も受け付けません。怒られた!と感じて心を閉ざします。
近づいて、隣に並んで、『どうした?』『何が嫌だった?』
最初にその子の気持ちを汲み取ってから、相手の子がどう思っているか、その行動がどんなケガにつながるのか話してください。
その場所の遊びのルールがあると思うので覚えてもらうことは大切です。
長文ではなく短文で伝える方が、理解されやすいです。
また、場面にあった会話を一緒に考えてください。幼稚園、保育園で言われて来ているとは思いますが。
『何て言えば良かったかな?』『貸してって言ってみようか?』
『1人で言えない時は、私を呼んでね。一緒に言えるように』
みんなの輪に入っていくお手本を見せてください。

一度で行動を変えることは難しいですが、この時期にしっかり関係を作って職員の言葉が伝わるようにしておかないと、学童で過ごす時間の安全性と子ども達の成長を守れないように思います。後々トラブルが😱
とはいえ、1人の児童に時間を取られることになるとそれも大変です。
職員間の共有や協力があってこそ、子ども達の成長に関わっていけるのだと思います。fight

子育てに活かすとしたら
コミュニケーション能力と社会性を育てるチャンスです。
お子様の言葉にできない思いに気付いてください。
そのためには、日頃の観察、見守りが必要です。
何が好き?何に喜ぶ?長く集中している事は?どんな言葉や音に一番反応する?
初めての状況や環境でどんな反応?
思いに気付いて言葉にしましょう。
そして、お子様が自分で言葉にできるように導きましょう。
繰り返し練習することで、自分のものになっていきますよ
でも、焦らずマイペースでね!

最後までお付き合いいただきありがとうございました😊




 


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