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学童保育の思い出〜お片付けは先手必勝!?

使ったものは元の場所に片付ける!
って当たり前のことでしょ?
そう思ってました。まあ、思っててもやらない事もあるのですが…テヘッ

子ども3人育てていた頃は、部屋のあちこちにおもちゃやなんかが転がっていて
『ブロック片付けてからお絵描きして!』
『もうすぐご飯だから片付けてっていったでしょ!』
『出かけるんだから散らかさないで!』
一応、片付ける場所は分かりやすく工夫していたんですよ。
こっちは、家事やらなんやらでやることあるから
使ったら元に戻すくらいやってよね!もう小学生なんだから。
と、思っていました。たまに、夫にもね!
今になってみれば、なんて余裕のない残念な対応をしていたのでしょう。

児童クラブで働いていた時は、まさかそんな対応はしませんよ。
『一緒にお片付けしようね〜』
『みんなもお片付けしてるよ〜』
『なくなったら遊べなくなるよ〜』
とか、お母さん優しくもできるのよ、ごめんよ我が子たち
しかし、いつもそばについて促せる訳ではない。

離れた場所から、片付けないままその場を離れようとする子に気付いたら
『お片付けしてね』と、声はかけるけど仕方なく片付けたりそのままスルーされる事もある。片付けないままだったり、職員が片付けてしまうと
そのうち、他の子までこっそり置き去りとかすることも…
でも、自分の後始末は自分でできるようになってほしい。
自立への一歩です。

で、私がどうしたかというと『先手必勝作戦』です。
離れていても、方々目配りして子ども達を見守るのがお仕事なので
片付けないで移動しようとしたら、
『〇〇さん、ありがとう!お片付けしてくれるの?』
大抵、片付けてくれます。感謝されると嬉しいので。
たまに渋々って顔をする子もいますが。
行動してくれたら、『ありがとう!助かる!』
片付けないで行こうとすると、近くにいた子が片付けてくれたり。
その時は、ちょっと大きめの声で『△△さん、ありがとう!助かります!』

誰かの助けになると知ることは、自己効力感に繋がります。
感謝されると嬉しい。
感謝されることは、自己肯定感に繋がります。
すぐに結果は出ませんし、日常の小さな事かもしれませんが
その積み重ねで 子ども達は素敵な成長を見せてくれます。
私には、それが保育の醍醐味でした。

⭐︎最後まで読んでいただきありがとうございます




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