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インドネシア・フィールドワーク参加者の声 Vol.1

こんにちは!
インドネシア森林再生事業elf代表の村田りほです!

elfは、事業パートナーのインドネシアNGO「RSF」と共に、

飲めば飲むほど森が増えるクラフトコーラ森のコーラの製造・販売をしたり、

インドネシアでフィールドワークを開催したりしているのですが、

今回は、このフィールドワークの参加者の一人、
Yくんの感想を、書いていきます!

それではどうぞ!!

*フィールドワークの概要は、こちらから


参加を決めた理由

もともと環境問題に興味があって、

「行ってみたかったインドネシアで活動をしている団体を知れる!」
「アグロフォレストリーという持続可能なすごい農法も学べる!」

そんな簡単な理由でフィールドワークに参加しようと決めました。

特にインドネシアのパーム油のプランテーションの現状や現地団体のRSFの活動とかは詳しくは知りませんでした笑

野生ゾウ保護センターで、ゾウの水浴びのお手伝い

参加前と後の変化

環境問題に対する感情の面に大きな変化がありました。

参加前は、環境問題の講義を大学でとったり、ボランティア団体に所属していたりと国際的な環境問題にとにかく前向きな意欲がありました。

ただ実際にそれを実行に移すことができず、

「アプローチをしてみたいけど、自分になにができるかわからない。自分が行動を起こしても何も変わらないだろう」

と考える、そんな後ろ向きな状態でした。

しかしフィールドワークに参加したことで、現地の団体の方や、彼らとともに頑張っているりほさんの姿を見て、自分も彼らのため、インドネシアのため、地球のために頑張れることを探していこうという決意ができました。

また、実際の現状とパーム油のプランテーションという問題に対して行われている活動を見学して、具体的に何をしていくべきなのかというアイデアが生まれたと思います。

今は第1回目の参加者の方に声をかけていただき、アグリフォレストリーに対するアプローチを模索中です。

こんな嬉しいにも恵まれ、これからどんなことができるのかを考えることがとても楽しいです!


インドネシアのジャングルの中で

フィールドワークで心に残ったこと

フィールドワークのメインイベントでもあった、パーム油のプランテーションの森の中に入ったことが一番こころに残りました。

一般道から森の中に入り、車で長い間(約1時間くらい)、プランテーションの中を走り続けましたが、ずっと景色が変わらず、綺麗に並んだパームの木が静かに佇んでいて、あまりに寂しい光景でした。

そのあと、実際にプランテーションの中を歩いたのですが、動物の鳴き声はほとんどなく、自然な森ではなく、「人工物」という印象が濃く残っています。

人間のために豊かだった植生を破壊し、パームの木だけに変化してしまった森は、「息をしていない、死んだ森」のような空虚なものだと感じました。

この経験は、写真や動画だけでは伝わらないものだと思います。実際に現地に行って、この目でみてきたことがとてもいい経験だったと思います!

また現地のNGO団体RSFのみんなや参加者、そしてりほさんと語り合ったことも思いでの一つです。

スタッフみんなの「原生林に対する思い」「象に対する思い」「環境に対する思い」がすごく熱く、議論をし、一生懸命わたしたちに現状を教えてくれようとする彼らの顔がとても印象的でした。

その彼らの思いを受け止め、今後、スマトラの森に対して活動をしていきたいと思える活力になったと思います!

パーム油のプランテーションの森

今後、参加を考えている人へのメッセージ

世界の環境問題に、どっぷり浸かって、肌で感じて、頭をフル回転させて、そんな5泊6日が過ごせる、最高のフィールドワークです!

面白いチームメンバーと過ごす時間はかけがえのない思い出にもなります!そんな経験に1歩、踏み出してみてほしいです!

あとこのフィールドワークでやり残したことが一つあります。

「ドリアンを克服すること!」

現地の方は現地の暮らしやおいしい食べ物をたくさん紹介してくれます!

それも観光とは違う、このフィールドワークの醍醐味だと思います。ぜひドリアンも食べてきてください!

大自然を肌で感じた


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