金紙免許の私に車乗りたいと思わせた理由たちについて
「わたし自転車に乗れなくて」という話を、もはや話の掴みのように使っています。
塾に入ろうかと思っている生徒と話すとき、就労支援施設に見学に来られた方と話すとき、車に乗れない・自転車に乗れないというのは自己開示であり、相手に些細なことでも自信を持ってほしいという気持ちで話すこと。
そう思い込んでいますが、わたしは本当に運転ができません。車が怖いです。
一応言っておくと、自転車はたぶん乗れるけど、まっすぐ走ることはできないと思います。
もともと自転車に乗れるようになったのが少し遅めでした。小4くらいまでは、姉や友達が自転車で走っている横をランニングで並走していたのを覚えています。
乗り方を覚えて、自分用の自転車を買ってもらいました。その矢先、車との衝突事故に遭い2ヶ月入院。丈夫なものを買ってもらったはずですが、もう自転車には乗れなくなりました。
それでも普通自動車免許は取れました。
ちなみに原付教習も受けました。
大学1年の春休み、乗る予定はないけど身分証になるから、時間があるうちに取っておこうと合宿免許で自動車学校に通いました。
これもネタなんですが、入校時に受けたテストみたいなので「気分が落ち込むときは運転を控えましょう」と結果が出たのですが、合宿なので毎日有無を言わさず車に乗せられる、不安や恐怖と「控えましょうって言われたのに!」という矛盾を抱えて泣きながら運転したのを覚えています。
「あんたは事故りやすい」と父に言われたことがあります。
本当にそうなのか、ラベリングみたいなものなのか、歩いていても車が寄ってくる(私視点)。
轢かれかけた、と感じる経験多数。
助手席に乗っていて運転手が事故を起こしてしまったこともあります…
免許を取った当時は自分の車を運転させてくれた父に、最近になって「運転しない方がいいよ」と言われたときはビビりました。
そんなこんなで、運転免許もゴールドになりました。
優良運転者として「乗らない」という判断をし続けた結果の無事故無違反だと胸を張っています(苦笑)
しかし免許をとって11年経とうとしている今、わたしに、20年に一度の「車乗りたい期」がやってきているのです!
今回は決意表明も兼ねて、その理由を挙げていきたいと思います。
・もともと車には憧れている
車のデザインとか、エンブレムとかロゴが好きで、街中で見かける車をよく目で追っていました。
車のCMも注目していて、小さい頃は日産のマーチに憧れていました。
さらには車社会の地元に戻ってきたためか、車好きの人が周りにちらほら増えて、この車かわいいと思ったり話したりする機会が最近特に多くなりました。
あとプライベート空間いいなあ、なんて思います。
・乗せてもらうことに慣れてしまった
わたしの家族は母も運転できず、父はいつでも乗せてくれる人ではなかったので、歩きや公共交通機関で移動することが当たり前でした。
でもここ数年、恋人と一緒に住んでいると送り迎えしてもらったりとか、職場の人にも送ってもらうことが多く、たまに自力で出かけたり買い物したりしようとすると結構不便さを感じるようになりました。
(電車やバスは乗れるまで30分ほどかかる状況)
それにいつも送ってもらっているとさすがに申し訳なく感じてしまいます。
・仕事に制限がかかる
先に述べたような運転への抵抗感をもつ私は、就職の際も運転免許必須のところは避けてきました。
それで気になっていた住宅営業を諦めたというのもあります。
東京ではそれでよかったものの、地元で働いているとパッと車を出せる人にお願いしないといけないことがあまりにも多く…
運転者に手当や補助をつけてくれるところでもないので申し訳なく思います。できることを増やしていきたいなあと思いました。
・今年の目標「諦めない、まずはやってみる」
年始のnoteで書いたと思います。
まあ、結果的にうまく運転できないかもしれない、乗れたとしてもぶつけたり、事故もするでしょう。
でも今のタイミングで「わたしは運転できない人だ」と思ってしまったら、もうずっとそのままなんじゃないかと思ったのです。
・ペーパードライバー教習を受けるにも乗る予定がないと無意味
これが決定的な理由です。
いつか運転したい・しないといけないなら改めて練習しないといけない。
金を払ってしっかり覚えなおすのが確実だけど、そのあと乗る予定と乗れる車がないと、10年前免許とったときの二の舞になるじゃないか、と。
だから車欲しい、となりました。
・令和ロマンくるまが免許とったこと
これはおまけなのですが、昨年のM-1グランプリからわたしは令和ロマンにハマっています。
最近はYouTubeを遡って観てるわけなのですが、そのなかでわたしと同年代の高比良くるまが免許を取ったり、相方を乗せて観光地へ行ったりする企画があり、背中を押されたというのも、地味にあります。
こういった理由があって、20年に一度の運転欲が出てきているわけです。
現実的な話をすれば、お金どうするとかいろいろありますが、条件が揃うまで待ってたらたぶん一生かかると思います。
とりあえずやろうと思っている事として、車を持ったことが無いのでその辺の制度や手続きに関してまったくの無知でして、
知り合いの車屋さんに話を聞いてみたいと思います。
まずはそこを学んで、車を持てるかどうかを現実的にしつつ、
自動車学校にもペーパー教習の問い合わせをしようと考えてます。
できれば繁忙期は避けたいけど難しいだろうな…
最後に、少し話の角度は変わりますが、
「やりたい」「やってみようかな」と思ったときが、始めどきです、やっぱり。
それで、自己流でやって粘り強くやり続けてうまく行く人もいるだろうけど、経験者やプロに頼る方が効率的だったり確実だってことも多いです。
これまでやれなかった私みたいな人は、どうしてもやれなかっただけの理由が自分の中にあるんだろうけど、一歩踏み出せそうなときには、その一歩で変わることもあるだろうと思います。
一緒にがんばりましょ〜!
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